ハマっているモバイルゲーム、トップは「パズル」

» 2009年09月18日 19時46分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは9月17日、ネットエイジアの協力を受けて実施した「モバイルゲームに関する意識調査」の結果を発表した。

 1カ月に1回以上、モバイルゲームを利用する15歳から49歳のユーザー400人に対し、モバイルゲームにどの程度「はまっているか」をたずねたところ、全体の54.6%が「モバイルゲームにはまっていると思う」と回答した。年代別に見ると、「モバイルゲームにはまっていると思う」と回答した人は10代で66.0%ともっとも高く、次に40代が53.0%、30代が52.0%となり、20代が最も低い47.0%となった。

 ゲームの利用頻度を聞くと、「1日2〜5回」が28.3%、「1日1回」が15.0%、「2〜3日に1回」が15.0%という順になり、全回答者の56.9%の人が1日に1回以上利用していることが分かった。20代では1日1回以上モバイルゲームを利用している割合が全体よりも低いが、ニンテンドーDS Liteを持っている割合が高く、1日1回以上利用する割合も最も高いという結果が得られた。

 「モバイルゲームにはまっていると思う」と回答した人に、現在はまっているモバイルゲームの種類を複数回答で聞いたところ、「パズルゲーム」が49.1%で1位、「つりゲーム」が29.8%で2位となった。男女別で見ると、男性では「パズルゲーム」が41.3%で1位、「つりゲーム」が37.5%で2位、「ボード・カードゲーム」が27.9%で3位となり、特に「つりゲーム」に関しては、30代、40代の支持が高かった。女性では「パズルゲーム」が56.1%で1位、「育成系ゲーム」が34.2%で2位、「脳トレ」が32.5%で3位となった。

 現在はまっているモバイルゲームの魅力について複数回答形式で聞くと、89.9%が「ちょっとした隙間の時間にできる」と回答した。男女で比較すると、「頭の体操になる」「シンプルな動作で簡単に楽しめる」「ストレス解消になる」「育成体験ができる」という項目では男性よりも女性の方が10ポイント以上高い結果が得られ、女性がモバイルゲームに対して様々な魅力を感じている様子がうかがえた。

 「最もはまっているモバイルゲームのサイト名」を自由回答形式で聞くと、「モバゲータウン」が39.5%、「GREE」が28.4%と、この2サイトが全体の67.9%を占める結果となった。年代別でみると、10代と20代は「モバゲータウン」、30代と40代は「GREE」の割合が高く、年代によってはまるサイトが分かれる傾向が見られた。

 全回答者400人に対し、来年流行すると予想されるモバイルゲームの種類を複数回答形式で聞いたところ、1位は「脳トレ」、2位は「歴史ものゲーム」、3位は「育成系ゲーム」「学習・クイズゲーム」となった。年代別では、10代・20代は「脳トレ」、30代、40代では4割近くの票を集めた「歴史ものゲーム」がトップとなっている。

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