ACCESSとEmblaze Mobile、携帯向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」発表片手操作にこだわったUIを提案

» 2009年10月22日 17時31分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 組み込み機器向けミドルウェアの開発を手がけるACCESSは10月22日、イスラエルのEmblaze Mobileと携帯電話向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」を開発中であることを明らかにした。同日開催された年次イベント「ACCESS DAY 2009」で、同プラットフォームを搭載した携帯端末「ELSE」も披露した。

 ELSE INTUITIONは、ACCESSが開発しているLinuxベースの携帯電話向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform v3.0」に、Emblaze Mobileのユーザーインタフェースエンジンとサービスを付加したもの。2D/3Dのグラフィック環境に対応しており、高精細な静止画や動画、トランジション効果を実現するUIを提供可能。機能面では複数アプリを同時に起動させ、それらを簡単に切り替えられるという。

 連絡先やスケジュール、写真/動画などのコンテンツは、特定のアプリのみからではなく複数アプリから表示でき、ユーザーは必要なコンテンツにすばやくアクセスできるようになる。

 ACCESSがとEmblaze Mobileが共同開発した携帯端末ELSEは、TIのOMAP 3430を搭載した携帯端末。タッチパネル対応の3.47インチディスプレイを備え、片方の手で必要な機能に素早くアクセスできるよう設計されたUIを装備している。

Photo 展示会場で披露された「ELSE」

Photo ELSEのスペック

ACCESSとEmblazeの携帯向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」のUI
(ムービーはこちらからでも参照できます)

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