BlackBerryタブレット「PlayBook」、RIMが発表

» 2010年09月28日 09時14分 公開
[ITmedia]

 スマートフォン「BlackBerry」で知られるカナダのResearch In Motion(RIM)は9月27日、タブレットマシン「PlayBook」を発表した。2011年初めに米国で、同年第2四半期に各国で発売する。

 PlayBookは、組み込み向けプラットフォーム「QNX Neutrino」をベースにRIMが独自に開発したマルチタスク対応OS「BlackBerry Tablet OS」を搭載。7インチのマルチタッチスクリーン(1024×600ピクセル)、1GHzのデュアルコアプロセッサ、1GバイトのRAM、デュアルHDカメラ(前面300万画素、背面500万画素)を備え、サイズは130×193×10ミリ、重さは400グラム。無線接続はWi-Fi、Bluetoothのみだが、RIMは今後3Gモデルも投入するという。

 Web閲覧に関してはFlash Player 10.1、Adobe Mobile AIR、HTML5をサポートし、また動画撮影やビデオチャットができるカメラやHDMI出力などマルチメディア機能を備える。

 企業向けの機能としては、BlackBerry Enterprise Serverへの対応や、Bluetooth接続を介してPlayBookの画面でBlackBerryの電子メールや文書を閲覧する機能などがある。BlackBerry内のデータをPlayBookに一時的にキャッシュするだけなので、セキュリティや管理の問題を避けられるとRIMは述べている。

 RIMは近く、BlackBerry Tablet OS向けのSDKをリリースする予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年