ドコモ、クラウド型のグループウェアを開発――スマートフォンにも対応

» 2011年01月18日 16時23分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモが、4月の提供に向けて法人向けのクラウド型グループウェアを開発した。社内ではPCから、社外ではスマートフォンからといったように、場所に応じて最適なデバイスから最新のビジネスデータにアクセスできる。

 スマートフォン市場の拡大に伴って増加している、外出先から社内情報を共有したいというニーズに対応して開発したサービス。メールやスケジューラ、ドキュメント共有、営業日報、住所録、ToDo/伝言メモなどの機能が用意され、社内外からスマートフォンやPC、携帯電話を通じて最新データにアクセスできるようになる。

Photo サービスイメージ

 インターネット経由でデータセンターのアプリを利用するクラウド型サービスとして提供するため、企業はシステム構築などの手間やコストをかけることなくグループウェアを導入可能。中小企業でも利用できるよう、1IDからの申し込みに対応している。

 月額利用料は525円/1IDで、初期費用は無料。対応機種は、スマートフォンがXperia、GALAXY S、GALAXY Tab、携帯電話はiモードブラウザ2.0以降の機種、PCはOS、ブラウザともに検討中。なおスマートフォンについては、順次対応機種を拡大する予定としている。

 ドコモのAndroid端末向けにはグループウェアのアプリケーションを用意(Android 1.6以降に対応)。その他の端末やデバイスは、Webブラウザ経由で利用することになる。Web版は他キャリアのスマートフォンからでも利用できるが、「動作保証の対象外になる」(ドコモ)としている。

主な機能
提供機能 内容
メール メールの送受信
スケジューラ スケジュールの登録、参照、共有
ドキュメント共有 共有ファイルの登録・閲覧
住所録 住所録の登録、参照、共有
営業日報 営業日報の作成、報告
ToDo/伝言メモ タスク管理や他社への伝言

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