「筆者はこれで端末を取り返しました」――“なくした後”でもインストール・起動できる位置追跡アプリ「Plan B」

» 2011年10月27日 09時30分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 読者のみなさんは、これまでにケータイをなくして焦った経験があるだろうか? 実は、筆者は2度の紛失、そして1度の紛失“未遂”を犯したことがある常習犯である。紛失したのは従来型のケータイ、そして“未遂”となったのはAndroid端末だったのだが、なぜ紛失しなかったかというと、「Plan B」というAndroidアプリを使ったからなのだ。

 Plan Bは端末の位置情報を追跡できるアプリで、最大の特徴は“端末をなくしたあと”でも“インストールと起動”ができてしまう点にある。PCでWeb版Androidマーケットを操作して、なくした端末にアプリを遠隔インストールすると、アプリが自動的に起動して、端末の位置情報をユーザーのGmail宛に送ってくれる。この位置情報を頼りに端末を探せば、見つかる可能性は高まるはず。端末をうっかりなくしてしまったら、諦める前にこのアプリを試してほしい。


photo アプリをインストールした端末にはこんな画面が表示される
photo Plan B

 ちなみにこのアプリ、端末側の電源が入っていなかったり圏外だったりすると、遠隔インストールができないので使えない。この点には注意が必要だ。

 利用のために、まずPCでAndroidマーケットのWebサイトにアクセスしよう。続いて、サイト内の検索枠に「Plan B」と入れれば、同名のアプリ(開発者名:LOOKOUT MOBILE SECURITY)が見つかるはずだ。


photo AndroidマーケットのWebサイトに行き、検索枠にアプリ名を入れる
photo 検索結果の一番上にアプリが表示された

 Plan Bをクリックしてアプリの詳細画面が出たら、「インストール」をクリック。もし、「このAndroidアプリをインストールするにはログインしてください」と出たら、紛失した端末に設定したものと同じGmailアドレスとパスワードを入力してログインする。ログイン後は「送信先」の中からなくした端末を選び、「インストール」をクリックする。これで端末にアプリが遠隔インストールされるはずだ。


photo なくした端末を選択したら、インストールをクリック

 インストールが完了すると、自動でアプリが起動し、端末の現在地が測定される。待っていると、端末に登録しているGmailのアドレスに「Lookout Plan B」からメールが届くはずだ。このメールにはGoogleマップのリンクとともに、端末の場所が表示された地図が添付されており、「B」と書かれた場所に端末があることが分かる。端末の監視は10分間続けられ、端末が移動した場合はGmailにまた通知がくる。

 筆者の場合は、2分間隔ほどで何度かメールが送られてきた。なお、10分経過後も、SMS(電話番号で送るショートメッセージ)で自分の携帯電話宛に「locate」という単語を送信すれば、再び位置が測位される仕組みになっている。友人の携帯電話からSMSを送らせてもらう、あるいは自分の2台目端末から送るなどしよう。


photo このようにGmailにGoogleマップのリンクと地図が送られてくる

 この位置情報、GPSが使える場所に端末があれば、それなりの精度の位置情報が得られるはずだ。環境によっては位置がおおざっぱになってしまうが、それでも大まかな位置さえ分かれば「あそこで落としたのかも」と目星を付けられるだろう。

 ちなみに筆者の場合は飲み会の帰りのタクシー内に忘れたようで、マップの情報からタクシー会社に端末があることを確認。すぐに電話をかけると運転手さんが端末を届けてくれたところだった。このアプリがなければ、間違いなく枕を涙で濡らす夜になっていた。読者の皆さんも、万が一スマホを紛失した際に備えて、ぜひこのアプリの存在を覚えておいていただきたい。


photo Plan B

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