警官や消防士の救助活動を援助するボール型のカメラが登場した。
アメリカのBounce Imagingが開発したテニスボールサイズのカメラで、ゴムのシェルで覆われたボディに6台のカメラを装備している。このカメラを通じて、ボールの周辺360度の画像をスマートフォンに送信できるというすぐれものだ。
地震や災害などの現場では、狭いスペースに生存者がいるかどうかを素早くチェックすることが重要だが、このボール型カメラなら、隙間に投げ込むことでスマートフォンから内部の様子を確認できる。こうした捜索をするには、高価な機器とそれを使いこなすためのスキルが必要だったが、このボールならボランティアスタッフでも扱えるだろうとBounce Imaging設立者のFrancisco Aguilar氏は話している。プライバシーの問題もあるが、将来性のある技術といえるだろう。
この技術は今のところプロトタイプだが、2012年のTime MagazineによるBest Inventionsの1つに名を連ねている。
広告代理店のFamous Brusselsが、ウォッカブランドEristoffのプロモーションで、ビルの壁面をゲーム画面に仕立てたシューティングゲーム大会を実施した。ライブ3Dプロジェクション・マッピングとiPadで操作するゲームとを組み合わせたものだ。
このゲームは先月、ベルギーのヘントで実施された。来場者はiPadを使って、ビルの壁面に映し出されたシューティングゲームを楽しみ、同国で開催されるI Love TechnoフェスティバルのVIPチケット獲得を競い合った。映像を見ると、なかなか幻想的でスリリングだ。
ちなみに、同じくビルの話題だが、こちらはPixarのビル。故スティーブ・ジョブズ氏を忍んで、「The Steve Jobs Building」と名付けられたそうだ。
MicrosoftがiPhone/iPad向けに、Xbox SmartGlassアプリをリリースした。Xbox 360をスワイプやタップでナビゲーションできるほか、デバイスのキーボードからXbox 360への入力などが行える。
iPhoneやiPadはもちろん、HTC、BlackBerry、LG、Sony Ericsson、Nokia、Samsungなどの端末に対応する魚眼レンズ「Mujjo Fisheye Pro Lens」が登場した。
磁石のリングをカメラ周辺に貼りつけ、レンズをとりつけるだけという手軽さで、取り外しも簡単だ。価格は52ドル(39ユーロ)。
ニュージーランドのApple.comで、価格を誤表示する事件が起こったそうだ。
Adam Crouchleyというニュージーランドの男性が、Apple.comで89ドルのアクセサリー類が83セントといった激安価格で販売されているのを発見。驚いてWebサイトのライブ・チャット機能を使ってサポートに連絡し、価格の真偽について確認した。すると、Louという担当者が「間違いない」と答えたため、Crouchley氏は35ドル分(1600ドル相当)の買い物をした。
ところが、商品のうちいくつかが出荷されたというメールが届き、クレジットカードに課金された後、すでに出荷された分はそのままの価格で販売するが、残りの注文はキャンセルするという連絡を受け取ったという。
Crouchley氏は法律的なアドバイスを受け、簡易裁判所に提訴したそうだ。Waikato Timesがこの件についてApqpleに問い合わせたところ、コメントは得られなかったという。
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