家電量販店大手のコジマが、接客用途のタブレット端末2500台を導入する。タブレット端末を活用した接客支援システムを採用し、コジマ各店の販売員にNEC製のAndroidタブレット「LifeTouch L ビジネス向けモデル」を配備。11月末までに2500台を導入する。
接客支援システムには、商品情報や在庫情報、顧客情報、配送情報がアーカイブされ、販売員はこれらの情報をタブレット端末を通じてリアルタイムに取得できる。これにより販売員は、来店者の購買履歴を見ながら最適な商品を提案できるようになり、顧客を待たせることなく在庫の確認や発送予定を伝えることが可能になるという。
コジマはタブレット端末の導入で、商品提案力と接客対応の質の向上を図る考え。今後は店舗や社内での情報共有やテレビ会議、eラーニングでの活用も検討する。
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