タブレット向けUbuntuインタフェース登場――開発者向けプレビュー版は21日に公開

» 2013年02月20日 13時40分 公開
[末岡洋子,ITmedia]
Photo Ubuntuのタブレット版インタフェース

 Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発元である英Canonicalは2月19日、タブレット向けインタフェースを発表した。21日の公開を予定しているスマートフォン向けの開発者向けプレビュー版「Touch Developer Preview」の一部となり、既に発表されているスマートフォン2機種に加え、「Nexus 7」(ASUS)と「Nexus 10」(Samsung)の2機種にインストールできる。

 Ubuntuは1月にスマートフォン向けインタフェースを「Ubuntu for phone」として発表。2月に入り、タッチパネル端末用インタフェースの開発者向けプレビュー版「Touch Developer Preview」を21日に公開すると発表している。当初、Touch Developer Previewは「Nexus 4」と「Galaxy Nexus」のAndroidスマートフォン2機種にインストールできると発表されており、今回のタブレット向けインタフェースの発表で、2機種のタブレットが加わった。

 タブレット向けインタフェースは、6〜20インチの画面サイズ、解像度100〜450ppiをサポートする。タブレット上でスマートフォンアプリを利用できる“side stage”によるマルチタスクが可能で、画面の4隅(上下左右)を利用してアプリ間を切り替え、設定やコントローラなどの操作や機能にアクセスできる。

 ホーム画面はカスタマイズに対応し、メディアなどのコンテンツにすぐにアクセスできるよう配慮している。音声コマンドに対応した独自技術「Heads-Up Display」を利用することで検索主導の操作が可能となり、複雑な処理をタブレットで行えるという。

 エンタープライズ機能も特徴で、複数のユーザーアカウントを設定でき、暗号化を利用して安全に利用できるという。キーボードとドッキングするとPCとして利用でき、業界標準のプロトコルを利用して遠隔にあるWindowsアプリケーションにアクセスできるという。

 Ubuntuはデスクトップ、サーバなどで利用されており、スマートフォンとタブレット向けのインタフェースにより、スマートフォンやタブレット、PC、テレビとさまざまなデバイスのスクリーンに拡張できるようになる。Ubuntuの創始者でCanonical創業者のマーク・シャトルワース(Mark Shuttleworth)氏は「これはUbuntu独自の特徴で、コンピューティングの将来の姿」と語っている。

 Touch Developer PreviewはUbuntuの開発者向けWebサイトで、21日からダウンロードできる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月14日 更新
  1. KDDIのpovo、「つながらない」に悩む楽天ユーザーを本気で救済開始か Xで意味深投稿 (2026年06月13日)
  2. シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界 (2026年06月13日)
  3. PayPayの誤送金トラブル、なぜ「強制キャンセル」できない? 広報に聞いた理由と自衛策 (2026年06月13日)
  4. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  5. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  6. ゲオの“今だけ”スマホ買い取り額UP、実はうそ? 消費者庁が厳しい目 (2026年06月12日)
  7. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  8. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 追加料金なしで海外データ通信が使える快適さ そして外国で「シャッター音」を忘れて羽根を伸ばすスマホ (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー