最新記事一覧
ワイヤレス・ブロードバンドが急速に普及している。ここから見えてくることとは何か。
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日本のスーパコンピュータ「京」が世界1位を獲得したのは読者も記憶に新しいことだろう。しかし、手離しで喜んでばかりもいられないと僕は見ている。
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富士通は国内中心のビジネスに回帰するのだろうか。もしそうなら、どのようなことが今後起こるのだろう?
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東電の経営陣は原発に対してどれほどの危機意識を持っていたのか。事故が起きてからでは遅いのだ。
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Lindacloudの取材を通じて僕は、クラウドは「アプライアンス」のためのプラットフォームだとつくづく感じた次第である。
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クラウドをキーワードに、ITベンダーが奏でる音楽――2011年はどのような旋律となるだろうか?
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クラウドムーブメントの結論はパブリッククラウドである。この流れに逆らうのは、既得権益を手放したくない抵抗勢力だといえよう。
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データ通信の高速化競争が激化しつつある。渦中にあるNTTドコモとUQコミュニケーションズだけでなく、他キャリアにも影響を与えそうだ。
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スパコンのトレンドはベクター型からスカラー型へと変わりつつある。そのトレンドからは、日本のスパコン技術を発展させる2つの道が見えてくる。
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21世紀に入り約10年。僕たちの生活を支えているインフラは、いま大きな変化を迎えているようだ。そのキーワードは「クラウド、スマートグリッド、地デジ」である。
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iPhoneの躍進を支えるのは、Appleの巧みな製品戦略とビジネスモデルに対する先見性である。Android搭載端末で迎え撃つプレイヤーを含めたスマートフォン市場の動向を、僕なりに考察したい。
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日本IBMがメインフレームの新版「IBM zEnterprise 196」を発表した。本コラムではメインフレームを取り巻く環境の変化や各ベンダーの戦略をひも解きたい。
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スマートグリッドは、米国の老朽化したインフラの更新にとどまらず、中国や日本を巻き込んだ「エネルギー革命」へのシフトを表す構想である。これは見過ごせないテーマだ。
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Intel Xeonプロセッサ7500番台(Nehalem EX)を搭載したサーバを大手コンピュータベンダーが発表した。Nehalem EXの高い処理性能を考慮すると、Intelのもう1つの高性能CPUプロダクトであるItaniumの将来に影響が及ぶ可能性は高い。だが一方で、各ベンダーはItaniumからXeonにすっきりと乗り換えることができない事情を抱えている。
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4月に日本IBMが発表した3億4000万円のストレージ。その高価格に驚かされた一方で、同製品がストレージにおける「新しい時代の幕開け」の象徴であることが感じ取れた。
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クラウドは、過去に何度か登場したシステムとは完全に別次元のものだ。情報システム部門が生き残る唯一の方法は、クラウドに積極的に取り組むことである。
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日立製作所が地方自治体向けのクラウドサービスを発表した。同社のビジネス展開から行政システムとクラウドの関係を明らかにする。ベンダーは、プロダクトアウトでシステムを拡販するという発想を転換する必要がある。
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Twitterは実に多くの人がつぶやいており、有名人もゴロゴロいる。実際に利用してみると、Twitterがこれまでの情報のやりとりの手法を覆し、企業のコミュニケーションも変える可能性が見えてきた。対応を誤った企業に未来はない。
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NEC、日立、富士通の「コンピュータ御三家」が、ここに来て相次いで社長人事を発表した。各社の思惑は何か。「グローバル化」「若返り」がキーワードになっている。
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今回の木漏れ日では、いつまでたっても暗い話題しか流れてこない現実から少し逃避して、「夢物語」の中で遊ぼうと思う。
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2010年と年が改まった。それがどうしたと言われても困るが、ともかく真っ暗闇の中をライトもつけずにダッチロールを繰り返した2009年が終わり、新しい年を迎えたという点では朗報だ。
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クラウドコンピューティングがビジネスになっているベンダーはほとんどないようだ。企業がクラウドを導入しない理由が存在するからだ。だが、確実に動いていることもある。
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鳩山政権の施政方針を見る限りわれわれの関心が強い産業政策について言及がほとんどされていない。今回は2010年代の日本の産業政策に何が望まれているかについて僕の考えを記す。
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ICTをめぐる経済情勢を語るという命題をさかなに一献傾けようと秋の夜長を楽しんでいる。そんな中、先日韓国ソウルを訪れた。この10年の韓国の発展はまぶし過ぎるほどだ。
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記者との雑談で「何か大きなニュースがないですかね」という話になった。アドバイスした途端、自分も何もしていないことに気づいた。
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日本IBMが、クラウド環境を利用できるようにする新サービス「クラウドバースト」を7月に発表した。具体的な製品を交えた分かりやすいサービスだ。一方で、国産ベンダーの発表内容はいまひとつだ。
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利益を生み出さないといわれることのある企業のITあるいはICT部門だが、ここにきて外部環境が大きく変わってきた。日米におけるICT部門の決定的な違いに着目すると、今後目指すべき方向性が見えてくる。
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日本のユーザーは、メインフレームにいまだに固執するのか。このコラムが、メインフレームとの決別を検討している企業ユーザーの参考になればと思う。
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2008年暮れから大ブレーク、現在もますます増殖中のIT用語に「クラウドコンピューティング」がある。この話題について考えを述べてみたい。
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NECと理化学研究所次世代スーパーコンピュータ開発本部は、次世代スーパーコンピュータの共同開発体制について発表した。日本が次世代スパコンで世界一に返り咲くことは難しそうである。
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OracleはSun Microsystemsを74億ドルで買収すると発表した。わたしが長年主張しているコンピュータ業界におけるパラダイムシフトそのものである。
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富士通の経営方針説明会が3月30日に開催された。富士通はx86強化を表明したが、日本および世界市場におけるIBMやHP、NEC、Dellといったライバル企業の壁は低くない。
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大手コンピュータベンダー幹部と会って話をした。話題は日本の産業構造が根底から覆るのではないかという話だ。これはわたしがこの十年の変化を振り返ってじっくり考えて得た結論だ。
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社長人事を発表した日立は今月、主力サーバ製品「Blade Symphony」を発表している。4年ぶりの発表というのは違和感があるが、ハードウェアを取れば企業のシステムインテグレーション需要を取り込めるため、奮起が期待できる。
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日本HPはさる1月29日、次世代データセンター用ネットワークスイッチの新製品「ProCurve」を発表した。Cisco Systemsの製品を意識して発表したようだ。
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バラク・オバマ氏が米国第44代大統領に就任した。米国で長年虐げられてきたカラード出身者では最初の大統領だ。彼は就任演説で、幾つかの政策を明らかにしたが、その中で僕が注目しているのは「グリーンニューディール政策」だ。
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2009年に年が改まりました。ある人から経済見通しを聞かれました。僕のような、ICT専門の人間にまで経済の先行きを聞かなければならないとは相当追い込まれているなとちょっと同情してしまいました。
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この業界にいると、時代を画するような新製品に出くわすことがある。だがさまざまな事情からひっそりと紹介されることも多い。NECの研究所が開発した試作品もその1つだ。
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友人から電話が掛かってきた。「ちょっと、相談があるんだけど時間作れないか」という内容。用件は、経費削減の妙手がないかというものだった。
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経済産業省は6月「IT経営協議会」という組織を立ち上げた。同省商務情報政策局情報処理調査官平井氏に今後の方針について聞いた。「ユーザーの二極化」についてのわたしの見解について、企業のIT投資規模が欧米の企業と比して小さいことなどの現状を説明してくれた。
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金融危機に世界が激震する中で、「バラク・オバマ」がアフリカ系米国人初のアメリカ合衆国大統領に選出されたことを好意的に受け止める人も多いようだ。だがユーザーのIT動向は厳しい。
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