今やスマートフォンやタブレットで手軽に動画を視聴できる時代だ。中でも最近増えてきた定額制動画配信サービスは、映画、ドラマ、アニメ、音楽などさまざまなジャンルの動画が楽しめる。
それでは各サービスでどんな特徴があるのか? 料金や注力ジャンルなどを見ていこう。
エイベックス・デジタルの100%子会社であるUULAが提供する動画サービス「UULA」(エイベックス・エンタテインメントとソフトバンクグループの合弁会社としてスタート)。10万本以上のコンテンツを月額467円(税別)で利用できる。
中でも音楽コンテンツが充実していて、ミュージックビデオやライブビデオ、さらにカラオケビデオもラインアップする。
人気アーティストの未公開映像や安野モヨコ作「バッファロー5人娘」のムービーコミック、さらに蜷川実花監督・倖田來未主演の「ピンク スパイダー inspired by バッファロー5人娘」といったUULA限定コンテンツも配信される。
「ビデオパス」は、auユーザー限定のサービス。映画、ドラマの他、音楽やお笑いのコンテンツも充実している。
音楽はJ-WAVEやスペースシャワーTVなどで放映されたライブ映像、お笑いでは人気芸人の単独ライブといったように、サブカル好きも満足のラインアップだ。
月額562円(税別)の「見放題」プランでは、作品を好きなだけ楽しめる他、毎月1本を無料でレンタルできるチケットがもらえる。コアなジャンルを思いっきり楽しみたい人や、ライトな映画ファンにはぴったりのサービスと言えるだろう。
NTTドコモとエイベックス通信放送が提供する「dTV」。会員数は500万人を突破し、国内最大規模となっている(4月時点)。
従来の「BeeTV」を進化させたもので、その名前を知っている人は多いかもしれない。12万本以上のコンテンツの他、人気アニメの独占配信や海外ドラマの先行放送などもしている。
音楽では、エイベックス所属アーティストを始めとするミュージックビデオやライブ映像が充実。ドコモユーザー以外でも利用できる。
「Hulu」は、ディズニーをはじめ、アメリカの大手メディアが合同で立ち上げた米国発のサービス。
「24 -TWENTY FOUR-」「ウォーキング・デッド」といった人気作から「セックス・アンド・ザ・シティ」「Xファイル」といった名作まで、海外ドラマが充実している。
日本テレビの他、バンダイチャンネルやフジテレビとも提携していて、国内のドラマやアニメも豊富にそろえる。
スマホ、タブレット、テレビに加え、ニンテンドー3DSなどゲーム機にも対応しており、子どもも楽しめるのが魅力だ。
全世界で6500万以上のユーザーが利用する、海外発の最大手動画配信サービスが「Netflix」だ。
日本法人のグレッグ・ピーターズ社長は、「技術(画質の良さ)とコンテンツ(作品の量)という2つの軸で、ユーザーに最高の体験を提供する」と自信たっぷりに語る。4KやHDR(High Dynamic Range)といった高画質の映像で、場所を選ばず動画視聴を楽しめる。
「最大の差別化はコンテンツ」と社長が語るように、自分のお気に入りの作品がきっと見つかるだろう。
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