KDDI、Suica携帯は「JR東日本スタートに合わせて」投入

» 2004年04月28日 16時46分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 KDDIの小野寺正社長は4月28日の決算説明会(4月28日の記事参照)で、非接触ICカード「Suica」の機能を取り込んだ携帯電話を「JR東日本のスタートに合わせて導入」(小野寺氏)できるよう準備していることを明かした。JR東日本は2005年度後半に、サービス開始を予定している(4月13日の記事参照)。

 KDDIは日立製作所と共同で、UIMカード(電話番号情報を書き込んだICカード)を組み込んだ非接触IC搭載端末を開発中(2003年12月12日の記事参照)。Suicaに対応することで、携帯電話を使って駅の改札を通ることができるようになる。

 Suica以外の非接触IC利用については検討中だが、「少なくともSuicaは載せる」(小野寺氏)。

 また国際ローミングの展開に関連して、UIMカードをGSM端末などに差し替えることで欧州などGSM圏でも同じ電話番号が利用できる「プラスティックローミング」も検討している。

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