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» 2004年12月21日 02時03分 UPDATE

ケータイカメラ画質研究ラボ:発色に難。操作もシンプルな携帯専用カメラ「W22SA」 (1/3)

AF機能も付いているが、画質というよりもシンプルな操作性向上に貢献。130万画素のCMOSセンサーを搭載しているが、メモリカードも使えないため、メール添付などが中心になりそうだ。

[荻窪圭,ITmedia]
背面にもタッチ式の十字キーとセンターキーがあり、自分撮り時も操作は簡単。これは自分撮り時の画面だ

 auの新型WIN端末はどれもEZナビウォーク、着うたフルに対応し、高機能&大型化が進んでいるが(10月13日の記事参照)W22SAはその中では非常にコンパクト。重さも約114グラムしかなく、「W22H」「W21CA」といった高機能タイプに比べると一回り小さな印象だ。

 そしてなにより、最近の端末では珍しく外部記録メディアを持たない。すべてを内部に持つ40Mバイトのメモリだけでまかなうのだ。

 そこで今回は市販の携帯電話シンクロソフトを用い、USBケーブルでPCに撮影画像を吸い上げてチェックした。

約133万画素CMOSセンサー搭載だがAF付

 カメラはボディ側ではなく、液晶ディスプレイの裏側にあるという伝統的なケータイスタイル仕様。ヒンジ近くにレンズが埋め込まれており、補助ライトのLEDが脇にある。とてもシンプルなスタイルだ。

 レンズの奥にあるのは約133万画素のCMOSセンサー。徐々にCMOSセンサーを使った携帯端末が増えつつあるが(8月5日の記事参照)、W22SAもその1つだ。しかもオートフォーカス(AF)付きである。フォーカスモードは“オートかマニュアルか”しかない。でもフルオートで至近距離から遠距離までまかなってくれるのでモードを気にしなくて済む。

 レンズのスペックは35ミリフィルム換算で約41ミリ。明るさはF3.2だ。スナップ用としては使いやすい画角である。

ksogi2.jpg (左)正面から見ると、レンズとその横に小さなLEDフラッシュがある。十字キーはセンターが普通のボタンで、十字部がタッチ式となっている。この状態であれこれ操作できるのは便利。(中)VGA以上の時は横位置撮影になり、画面上部にアイコンが表示される。画面には細かい撮影モードや情報が表示される。これらを消した全画面表示にすることも可能だ。(右)側面にはカメラとライトのアイコンが付いたボタンがあるが、カメラボタンはカメラ起動時と静止画・動画の切り替え用で、シャッターではない。ライトも同様に待ち受け時にライトを点灯させるためで、撮影時は使わない

 カメラモードの起動は約4秒。メニューからカメラを選ぶか、側面のカメラボタンを長押しする。なおこのボタンは撮影モードでは静止画と動画を切り替えるのにも使う。多くの端末では側面のカメラキーがそのままシャッターボタンになったりするが、W22SAの場合はそうではない。

 画像サイズはケータイサイズ、壁紙サイズ(QVGA)、VGAサイズ、SXGAサイズ(1280×960)の4種類だけとシンプルで、VGAとSXGA時は横位置での撮影になる。

 端末自体に横位置撮影用のシャッターボタンなどはなく、横位置撮影時もセンターボタンを押す。本体を閉じてサブディスプレイで自分撮りするときは、背面にあるセンターキーを使うのだ。

 するとAFが働いて画面中央でピントが合い、シャッターが切れるという仕組み。SXGAのFINEの場合、シャッターを切ってから保存まで約3.5秒。さらに保存が完了するまで約4.5秒かかる。あまり速いとはいえないが、そうイライラすることもないだろう。

 撮影画像はもちろん内蔵メモリに保管される。

 撮影機能はシンプルで、だいたいはフルオートでいけるが、必要に応じて特殊効果(セピアやモノクロ、ブルーやグリーンといった特定色のモノクロ)、シーンモード(5種類のシーンがある。5つ目は逆光)、ホワイトバランス(蛍光灯に、昼白色と昼光色の2種類用意されているのがポイント)をセットすることが可能だ。

ksogi3.jpg (左)メニューはシンプルにポップアップする。特殊効果やシーンセレクトなどが用意されている(右)再生時は、まずこのように小さなサムネイルがずらっと並ぶわけだが、なかなか高速でストレスが溜まらない。ただし、さすがにSXGAの画像を表示させると展開に少々かかる
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