刷新された操作性に注意「902SH」(2/3 ページ)

» 2005年01月07日 02時34分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

十字キーは“国内標準”に

 最初に変化が見て取れるのはダイヤルボタンだ。従来、ボーダフォン向けのシャープ端末は、発信履歴が左キー、着信履歴が下キーに割り当てられ、クリアボタンは左下ソフトキーの位置にあるなど、一般的な携帯の操作性と異なっていた。

 それが902SHでは、発着信履歴は左右キー、クリアボタンは十字キーの真下に来るなど、標準に近いキー配置になっている。

キー短押し
左ソフトキーメールメニュー
右ソフトキーWeb表示
発話ボタン全通話履歴
上キーアドレス帳表示(逆順)
下キーアドレス帳表示
左キー発信履歴
右キー着信履歴
決定キーメニュー表示
左下キーショートカット
右下キーミュージックリスト表示

メールは“国際標準”に

 対するメールは、これまでとかなり操作性が変わった。新規作成の流れをたどってみよう。

 まず左ソフトキーを押してメールメニューを表示。「新規作成」を選ぶ。従来のような「宛先」「件名」「本文」といったワクはここにはない。いきなり決定ボタンを押して本文を入力する仕様だ。

 画面下部には各種アイコンが並んでいる。左から「宛先」「画像」「サウンド」「ムービー」「メニュー」。宛先を選ぶと、「電話番号入力」「Eメールアドレス入力」そしてアドレス帳の内容が表示される。従来あった「送受信履歴」の呼び出しは行えない。

画像やサウンドという選択肢は、カメラで撮影した静止画やボイスレコーダーで録った音声を添付するためのものだ。ここからカメラやボイスレコーダーを機動することもできる

 宛先を選ぶと画面が変わり、ここで初めて「件名」を入力する。自由な順序で項目が入力できたこれまでの端末とは違い、PCでいうウイザードに近い操作性だ。

 最後に件名を入れるのは、SMS/MMSを使ったメールシステムだからだろう。いずれもボーダフォン端末同士なら電話番号でメールが送信でき、MMSならEメールアドレスも使える。出荷時は、SMS/MMSの自動切り替えになっており、件名を入れたり、ファイルを添付したり、Eメールアドレスを入れたりしなければ、SMSのまま送信される。

 なお、圏外の場所でもメールを作成しておけば、電波が入るようになったときに自動的にメールを送信してくれる「送信予約メール登録」機能はなくなっている。

 なにはともあれ、これまで熟成されてきた機能はいったんリセットされ、“国際標準”の第1ステップ端末として改めてスタートラインについた印象だ。

 ただし日本語入力機能は従来のままで、下ボタンで予測変換候補が表示され、つながり予測も働く。上ボタンでは「T9」風のシングルタップ変換も可能。カナ英数変換機能も備えている。発話ボタンが逆トグルで、左下ソフトキーが大文字/小文字変換というところもそのままだ。[#]キーを押すと記号や絵文字の一覧も表示される。

 またメール送信はバックグラウンドで行われ、送信ボタンを押した瞬間にメニューに戻る。送信が失敗した場合だけアラートが表示される。この点は便利になったところだろう。

メール一覧。1画面に4通の表示と、QVGA画面にしては一覧表示は苦手。ただし1通に送信者名、件名、日時が同時表示される。振り分けフォルダは、受信フォルダとは別に7つ用意され、送信元と件名で振り分け条件が設定できる

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