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» 2005年01月07日 18時08分 UPDATE

屋内外ともに安定した高画質が得られる〜「F901iC」 (1/4)

901iシリーズ第2弾の「F901iC」は、AF機構付き204万画素CCDカメラを装備。屋内外で安定した高画質が得られ、メガピクセル端末の中では5本の指に入る実力だ。

[荻窪圭,ITmedia]
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 「SH901iC」(2004年12月の記事参照)に続き、901iシリーズ第2弾としてデビューしたのが富士通製の「F901iC」(2004年12月の記事参照)。200万画素CCD搭載でオートフォーカス(AF)機構付きと、本格的なカメラ機能を備えた端末だ。でも見た目は普通のカメラ付き携帯。そのへんのギャップもまた面白い。

縦長撮影の200万画素カメラ

 200万画素CCDを搭載してAFまで付いているカメラ付き端末の場合、デジカメスタイルを標榜して端末を横にして撮らせたり、ディスプレイが裏返って大画面デジカメのように使えるものが多い。そんな中にあってF901iCはスタンダードな折りたたみスタイルを採用。“カメラを横にして撮りましょう”というアプローチではない。

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 204万画素CCDを搭載。AF付きレンズの焦点距離は5.7ミリで36ミリ相当だ。レンズの横に撮影補助用ライトがあるが、それほど明るくはない

 撮影画像も基本的にはすべて縦位置。ケータイモードとPCモードといった区別はなく、利用可能な画像サイズがずらりと並ぶ中から使いたいサイズを選ぶ。その数は10種類と多く壮観だ。VGA以上でもSXGA、UXGA(1200×1600)、2M(1224×1632)があり、さらにVGAだけは「横長」と「縦長」の2種類が用意される。横長VGAだけが、やや特殊な位置付けだ。ちなみに基本的にCCDは縦長撮影用に取り付けてあるため、横長VGA時は大きくトリミングした画像になる。Fならではの機能だ。

 そんなわけで、端末をぱっと開いてカメラボタンを押せばそのままカメラモードになる。

 カメラの起動は約2.4秒とかなり高速。さっと画面がファインダーとなる。全画面がファインダーで、そこに撮影情報やコマンド、その他もろもろのアイコンが重なるというデザインだ。

 機能自体はかなり多めな上、1つのモードでケータイ用からPC用までまかなう。そのため設定できる項目はとても多い。画像サイズや画質は「静止画設定」でまとめて行う。画像サイズや画質、サイズ制限、保存先、セルフタイマーの時間、シャッター音などなど、初期設定系の項目はすべてここにある。

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 静止画設定で撮影前の準備ともいえる初期設定系をまとめてまかなっている(左)。静止画モードを1つでまかなっていることもあり、画像サイズは10種類もある。ここまでで豊富な機種はなかなかない。微妙な差しかないUXGAと2Mの両方を用意する必然性は疑問だが(中)。カメラ設定では撮影時の細かい設定を行える。いじれる部分が多いので、「初期値に戻す」を用意したのは親切だ(右)


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 シーンは8種類。逆光まで用意されている(左)。便利なのがこの機能。階層化されたメニューをたどるのは面倒だが、左右キーを押すと画面上のアイコンを見ながら直接項目を選び、上下キーで内容を設定できる。いわばショートカット機能だ(右)

 撮影系の設定はみな「カメラ設定」にまとめられている。ここには豊富な撮影効果(シーンモード)、ホワイトバランス、色の濃さや明るさ、接写モード(マクロモード)などが揃っている。

 撮影系の設定や画像サイズはいちいちメニューを介するのも面倒。メニューは階層化され、すっきりしてはいるが、目的の項目までたどり着くのは面倒だ。

 そのため、撮影画面上には便利なショートカットが用意されている。左右のカーソルキーを押すと、画面下に並ぶ各種設定アイコンに応じて項目をダイレクトに選択でき、上下のキーで内容を変更する。方向キーだけで明るさ・色の濃さ・撮影効果・ホワイトバランス・画質・画像サイズ・ズームの7種類をさっと変更できるのは便利。細かいところまで考えられているのである。

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 撮影時には、画面下部にずらりとアイコンが並ぶ。慣れれば一目で現在の設定がわかるが、構図決定に邪魔な場合は全画面モードに切り替えるといい(左)。メニューボタンを押すとメニューがポップアップ。ここで数字キーが使えるのは便利だ。細かいメニューは階層化されているのでこのページだけで完結しているのもいい(右)
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