KDDIは1月26日、CF型のデータ通信カード「W03H」(日立製作所製)を2月下旬から発売すると発表した。通信方式としてCDMA 1x EV-DOに対応しており、下り最大2.4Mbps、上り最大144Kbpsの通信速度を実現する。
同社はこれまでも、CF型のデータ通信カード「W02H」を発売していた。両者の違いは、音声通話への対応と利用周波数にある。
イヤホンマイクを使って音声通話が可能だったW02Hに対し、W03Hは音声通話非対応。また、2GHz帯を利用できたW02Hに対し、W03Hは800MHz帯のみを使う。
KDDIは今後もW02HとW03Hを併売していく方針。音声とデータ通信を両方必要とするユーザーにはW02Hを、データ通信のみを必要とするユーザーにはW03Hをと、需要によってすみ分けるという。
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