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» 2005年07月06日 20時49分 UPDATE

日本テレコム、2GHz帯でflash-OFDMの実証実験

日本テレコムはJR仙台駅西側で、2GHz帯を利用した実証実験を行う。下り最大3.2Mbpsを実現するflash-OFDMと、IEEE 802.11a/b/gとのローミングに取り組む。

[ITmedia]

 日本テレコムは東北大学・電気通信研究所附属21世紀情報通信研究開発センター、およびフラリオンテクノロジーズと共同で、7月1日から2GHz帯を利用した実証実験「ワイドスポット」を行うと発表した。広域・高速通信を実現するとうたう。

 7月1日に日本テレコムが取得した、2GHz帯の実験局免許を利用する。JR仙台駅西側の東北大学・電気通信研究所周辺で、技術の検証を行う予定。フラリオンテクノロジーズのflash-OFDM方式の無線システム(5月7日の記事参照)と、IEEE 802.11b/g/a規格の無線LANサービスとのシステム間ローミングなどを検証するという。

 flash-OFDMは下り最大3.2Mbps、上り最大900Kbpsを実現する通信技術。フラリオンテクノロジーズが、現在IEEE 802.20委員会での標準化を目指している段階だ。IPネットワークとの親和性が高く、無線LANと同様PCカード型無線端末を用いるイメージになる。今回、下りには2.1GHz帯、上りには1.9GHz帯を使用する。

 サービスエリアは、基地局から半径1.5キロ。高速ハンドオーバーに対応するほか、パケット遅延は50ミリ秒以下と「有線に近いレスポンスタイム」(日本テレコム)だとうたう。「駅前周辺などの広いエリアをカバーする場合は、本実験で用いる無線システムの提供が将来的に考えられる」(同社)

 日本テレコムでは、上記のシステム間ローミングのほかにホームページアクセス、ビデオストリーミング、IP電話などを検証していく予定。8月初旬には実験の一部を公開するという。

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