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» 2005年08月02日 16時35分 UPDATE

FOMA初のGPSナビ機能――「SA700iS」

三洋製のFOMA新機種が登場。GPSのナビゲーション機能を備えるほか、各種ナビ機能をワンタッチで起動できる。Qualcommチップを使い、BREWをプラットフォームに使った。

[ITmedia]

 NTTドコモは8月2日、FOMA「701iシリーズ」と併せてFOMA新モデル「SA700iS」を発表した。FOMA端末としては初めて、GPSナビ機能を搭載する。

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初のQualcommチップFOMA──BREWを採用

 SA700iSは、通信チップとしてQualcommのW-CDMA対応チップ「MSM6250」を使った(6月2日の記事参照)。ドコモとQualcommは2004年にBREWを搭載したFOMA端末開発での協力を発表しているが(2004年10月7日の記事参照)、その第1号機となる。

 GPS機能も、MSM6250が搭載する機能──au端末が使っているのと同じgpsOneを使う。始めに基地局と通信を行ってリファレンスポジションを得、その後は端末単独で測位が可能な自律測位に対応している。

 KDDIのGPS機能も同じくQualcommチップの機能を使っており基本的に同等だが、SA700iSの場合「GPS測位にかかる通信費は無償」(説明員)なのが異なる。au端末の場合、測位時に数円のパケット代が必要になる。

 GPS機能を端末の特徴として強くうたっており、各種ナビ機能をワンタッチで起動できる、「いちおしナビボタン」を搭載した。ナビゲーションソフト「かんたんナビ」を利用すれば、目的地までのルート検索や道案内が可能になる。

san2.jpg ナビゲーションと地図の例。ナビタイムによるナビゲーションサービスが利用できるほか、航空地図も閲覧できる
san3.jpg GPSメニュー。電話帳に位置情報を登録することも可能だ。位置情報データは、「F505iGPS」との互換性はあるが、au端末との互換性は検証していないという

 ドコモの位置情報サービス「iエリア」と、ナビ機能を連携させることも可能。このためコンテンツプロバイダは、より詳しい位置情報を活用したコンテンツを提供できるようになるという。

BREW上に各種アプリを構築

 iモード、メール、iアプリ、ナビゲーションなどのアプリケーションは、BREWプラットフォーム上に構築された。Qualcommチップ上で「REX」というリアルタイムOS(RTOS)が動作し、その上でBREWアプリケーションが走る(2004年12月2日の記事参照)。iアプリの場合、BREWアプリとして動くJavaVM上で動作する。

san4.jpg 操作系はau端末に近い。「タスクメニュー」とタスク切り替えのボタンが用意されており、マルチタスク動作が可能だ

 2.2インチのQVGA液晶と、103万画素CCDカメラを搭載。USBケーブルを携帯と接続するだけで写真をプリントできる、「USBダイレクトプリント」(PictBridge)にも対応する。

 また800MHz帯を利用した「FOMA プラスエリア」にも対応した(6月24日の記事参照)

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機種名 SA700iS
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×101×24ミリ
重さ 117グラム
連続通話時間 約140分(テレビ電話:約90分)
連続待受時間 約330時間以上(静止時)、約250時間以上(移動時)
アウトカメラ 有効103万画素CCD
インカメラ 有効11万画素CMOS
外部メモリ miniSD(別売)
メインディスプレイ 2.2インチQVGA 約6万5000色TFT液晶
サブディスプレイ 0.9インチ96×64ピクセル 有機EL
ボディカラー メルティホワイト、グレイスブルー、シュプールレッド


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