KDDI、改良された燃料電池携帯を試作

» 2005年09月26日 14時27分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 KDDIは、燃料電池を内蔵した携帯電話を試作開発したと発表した。「A5509T」と「W32H」をベースにした2種類を開発している。

 同社は2004年7月から、東芝や日立製作所と燃料電池携帯を共同開発してきた。今年度末までにユーザーの利用シーンを想定した試作機の評価や性能の拡充を進め、実用化を目指す。

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 A5509Tをベースにしたモデルでは、背面電池部分に小型の燃料電池と燃料タンクを搭載した。これにより、内部リチウムイオン電池とのハイブリッド方式で携帯に電源供給が可能だ。99.5%の高濃度メタノールを使用しており、一回の燃料充填で従来の約2.5倍の電池容量を達成している。

 W32Hをベースにしたモデルでは、サブ液晶面に小型燃料電池を搭載。やはり内部リチウムイオン電池とハイブリッド方式で携帯電話に電源供給する。「燃料電池が利用される近未来をイメージし、オリジナルのW32Hとほぼ同じ大きさに収まるよう小型化した」(KDDI)。燃料の充填は小型カートリッジを利用して行う。

 なお、端末は10月4日から開催予定の「CEATEC JAPAN」KDDIブースで展示する予定。

開発元 東芝、KDDI 日立製作所、KDDI
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×98×40ミリ 50×98×25ミリ
重さ 160グラム 150グラム
燃料 メタノール(99.5%) メタノール(濃度未公開:60%以下)
出力 300ミリワット 最大300ミリワット
動作方式 パッシブ パッシブ
燃料供給 内蔵タンク・充填式 内蔵タンク・充填式
内部燃料容量 7cc 3cc

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