「SH902i」のケータイShoin4、ここが便利になったMobile Weekly Top10

» 2005年11月10日 20時30分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 先週のアクセストップは、発売前のFOMA新機種「SH902i」の記事。開発者にインタビュー取材をしたが、あまりに情報が多かったので前編・後編に分けて掲載することにした。その前編が好評だったわけだ。

 せっかくなので、後編で書こうと思っていた情報を少しだけ「蔵出し」しよう。SH902iの文字入力方式は「ケータイShoin4」だが、これがどのように便利になっているかを紹介する。

 まず、ハードウェア面では「*」キーに“ワンタッチペースト”機能が割り当てられた。*キーを長押しすれば、コピーしたり切り取ったりした文字を貼り付けられる。連続貼り付けにも対応しているから、絵文字などを繰り返したい場合などにも便利だ。

 「スマート文字学習」機能も備えた。これは「昼に」といった変換を「昼」という名詞で登録し、次回の入力に備える機能。「ひるまでに」が「昼間でに」などと誤変換される確率を減らしているという。

 ダウンロード辞書機能は、前モデルの「SH901iS」から拡張された。ダウンロードして保存できる辞書の数は5冊から10冊に、一度に呼び出して使える辞書の数も2冊から5冊に増えている。さらにユーザーが自分で登録できる「ユーザー辞書」機能を、従来通りダウンロード辞書のファイルフォーマットに変換することが可能。これにより、ユーザー辞書に100件登録した上でこれをダウンロード辞書扱いに変更し、また100件ユーザー辞書を作成できるわけだ。前述のとおりダウンロード辞書の保存件数が増えているため、ユーザー辞書の保存容量も増えたことになる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年