ウィルコムは6月6日、W-ZERO3(WS003SH)のハイスペックバージョンを発表した。呼称は従来モデル同様のW-ZERO3のまま、「WS004SH」という型番となる。発売は6月22日、予想実売価格はW-SIMなしの単体モデルが5万円、新規・機種変更時で4万4800円(ウィルコムストア)。
主な変更点はカラーバリエーションの追加(ガンメタリック、パールホワイト)、本体内蔵メモリの増強(128Mバイト→256Mバイト)、電子辞書機能の搭載など。従来モデルの倍となる256Mバイト(ユーザーエリア:約197Mバイト)のメモリを搭載し、三省堂「エクシード英和辞典」、「エクシード和英辞典」、「デイリーコンサイス国語辞典」、「英文ビジネスレター辞典」を収録したソフトウェア「DicLand」をプリインストールする。
搭載OSや本体サイズ・重量、ディスプレイ、CPUなどメモリ以外の本体スペックに変更はない。

左がガンメタリック、右がパールホワイト。ガンメタリックは紺色の背景のせいでかなり明るいグレーにのような色に写っているが、実際にはかなり濃い灰色だ。パールホワイトは光沢のある白で非常に清潔感がある。カラーリング以外は従来モデルと大きな変更はない| 型番 | W-ZERO3(WS004SH) |
| サイズ | 約70(幅)×130(奥行き)×26(高さ)ミリ(キーボード収納時、突起部除く) |
| 重さ | 約220グラム(タッチペン、充電池含む) |
| OS | Microsoft Windows Mobile 5.0 for Pocket PC(MSFP対応) |
| CPU | インテル PXA270/416MHz |
| メモリ | Flash 256Mバイト(ユーザーエリア約197Mバイト、出荷時の空き容量:約169Mバイト)/SDRAM 64Mバイト(ワークエリア) |
| カメラ | 有効約133万画素 |
| ディスプレイ | 640×480ピクセル、3.7インチ6万5536色 モバイルASV液晶 |
| 外部接続 | USBポート(mini B)、ヘッドセット端子(平型)、mini SDカードスロット、W-SIMスロット |
| 連続待受時間 | 約200時間(電波状態ランプ消灯時) |
| 連続通話時間 | 約5時間 |
| 付属品 | W-SIM、USBケーブル、 Getting Started CD、ACアダプター、ソフトケース、取扱説明書など |
ウィルコム、VGA液晶のWindows Mobile端末を投入──W-SIM対応の「W-ZERO3」
レビュー:W-ZERO3もノートPCも“どこでもTV”──米国発のロケフリもどき「Slingbox」を試す
3G+無線LAN+フルキーボード──ボーダフォン、ノキアのESeries投入Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.