調査リポート
» 2006年06月14日 00時10分 UPDATE

+D Voice:1番人気はシャープ〜番号ポータビリティの「乗り換え先メーカー」は?

番号ポータビリティで、ユーザーはキャリアの縛りにとらわれず「好きなメーカー製端末」を使えるようになる。では、結局どのメーカーに乗り換えたいのか?

[杉浦正武,ITmedia]

 好きな携帯メーカーがあっても、自分の携帯キャリアには端末供給していない……ということがある。だが2006年11月までに開始するとされる番号ポータビリティで、こうした悩みが解消されるかもしれない。では現状、ユーザーはどのメーカー製端末にひかれているのか。

 ITmediaが誌上アンケートによって調査したところ、シャープやソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが人気を集めるという結果になった。キャリアにフォーカスした調査結果は既に掲載したとおりだが(6月8日の記事参照)、今回はメーカーに焦点をあてる。

ドコモ:群雄割拠、1位はシャープ

 アンケート回答者のうち、ドコモへ乗り換え意向を持つユーザー限定で質問したところ、使ってみたい端末はシャープが一番人気となった。全体の35.8%を占める。

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 ドコモで高機能端末をリリースし、好調な販売成績を残しているほか(携帯販売ランキング参照)最近ではボーダフォン向けに「905SH」を開発。これがドコモユーザーやauユーザーからも注目を集めるなど(6月8日の記事参照)、人気メーカーとしての地位を確立しつつある。

 2位は「premini」「防水ケータイ」など特徴的な端末開発を手がけるソニー・エリクソン。3位はパナソニック モバイルとなっている。ほかのキャリアのデータを見ていくと分かるが、ドコモのメーカーはある程度人気が分散していることが特徴になっている。

au:ソニエリ強し、カシオ計算機も人気

 auへ乗り換え意向を持つユーザーに限ると、ソニー・エリクソンが1番人気だった。2位はカシオ計算機で、接戦となっている。

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 アンケート実施時期が「ウォークマンケータイ」こと「W42S」が発表になった直後だけに、その影響もいく分あると考えられる。新機種といえば、いまやauで売れ筋の端末メーカーとなったカシオ計算機も「G'zOne」新機種を発表した。

 ところが3位に、新機種をまだ発表していないシャープが入っているのも面白い。あえて言うなら「W41SH」がJATEを通過した程度(4月17日の記事参照)。ネット上ではどんな端末になるのか噂も飛び交っているようだが、基本的には“期待”だけで15.6%もの支持が集まっていることになる。

ボーダフォン:半数近くがシャープ支持、パナソニックも人気

 ボーダフォンへの乗り換え意向を持つユーザーを見ると、特定のメーカーへの支持が集中していることが分かる。1位は45.2%と、全体の半数に迫る票を獲得したシャープ。

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 販売成績ベースで見ると、ボーダフォンはシャープと東芝が“2強”になっている。しかしITmedia読者の支持はシャープに集中しているのが面白い。2位はパナソニック モバイルで、これも「auのシャープ」同様まだ参入していないメーカーながら高い期待を集めていることが分かる。

 ボーダフォンの場合、「海外メーカー端末」を選んだユーザーが11.4%いる。米Apple Computerがソフトバンクと組んで開発するとの噂もある「iPodケータイ」が注目されており、これを意識したユーザーが相当数いると考えられるほか、フィンランドのNokia製端末を好むユーザーも多い。「NOKIAの携帯を、キャリアがカスタマイズすることなく日本市場に流通させてほしいです」「Nokiaをそのまま出したキャリアに決定する」(いずれも自由記述より抜粋)

イー・アクセス:各キャリアの人気メーカーが集結

 イー・アクセスはまだ、どのメーカーから端末供給を受けるか明らかにしていない。このため、イー・アクセスに乗り換え意向を持つユーザー別で集計したところ、各キャリアの人気メーカーが上位に集結するという結果になった。

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 調査は5月24日から25日にかけて、ITmedia上で行ったもの。Webアンケート形式で、回答総数は3799だった。

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