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» 2007年11月02日 03時39分 UPDATE

写真で解説する「N905i」

シリーズ最高の520万画素CMOSに手ブレ+被写体ブレを抑えるダブルブレ補正、さらに顔検出対応AFとハイスペックなカメラ機能を搭載した「N905i」。NEC初のワンセグ搭載モデルで、回転2軸ボディを採用する。

[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモの「N905i」は、905iシリーズ最高の有効520万画素カメラを搭載するNEC製FOMA端末。オートフォーカス(AF)は顔検出対応で、最大3人までの顔を検出して明るさを調整し、最適な露出とシャッタースピードで撮影を行う。

 従来の6軸手ブレ補正に加えて被写体ブレ補正も搭載し、ダブルのブレ補正機能を備えた。また、カメラ起動や撮影、画像ファイルの保存などの動作で高速化が図られており、快適にカメラ機能を使うことができるという。

photophoto 「N905i」。カラーはRed、White、Black、Pinkの4色。背面パネルは、カラーバリエーションごとに異なる模様のアルミ素材を用いている
photo 端末裏面に装備するカメラは、905iシリーズ最高の有効520万画素CMOSを採用。手ブレと被写体ブレの双方を低減するダブルブレ補正機能を搭載し、自動顔認識対応オートフォーカスにより、人物の顔を検出して露出やピントを合わせる

 905iシリーズの標準機能である、国際ローミング(GSM/3G)HSPDA、ワンセグ、GPS、2in1、Music&Videoチャネル、うた・ホーダイなどの機能を搭載した。音声入力機能による翻訳アプリの利用や直感ゲーム、Flash Lite 3、おサイフケータイ専用メニュー、緊急速報エリアメール、ソフトウェアアップデートの自動更新などにも対応する。

 メインディスプレイに3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶を採用し、サブディスプレイには約0.9インチの96×64ピクセル表示対応1色有機ELを搭載する。ワンセグ受信対応はNEC端末としては初。連続視聴時間は約3時間20分(200分)で、データ放送や番組表の表示、予約録画、タイムシフト再生にも対応する。また、N904iから搭載しているヤマハサウンドがワンセグ時でも設定できるようになり、高音質のワンセグ音声を楽しむことができる。

 デザイン面で目を引くのが、NECとしてはムーバ端末「N506iSII」以来、FOMA端末では初めてとなる回転2軸ディスプレイの採用だ。大型の液晶ディスプレイが搭載されるようになり、高機能カメラやワンセグ、フルブラウザなど横画面で楽しみたいコンテンツが増えている。“N”といえば折りたたみ型という印象が強いが、ケータイの新しい使い方にマッチさせるため、N905iでは回転2軸を採用したという。

 ディスプレイ側ボディはスクエアなフォルムで、背面パネルにカラーバリエーションごとに異なる装飾を施したアルミパネルを採用するなど、これまでのNEC端末にはない“主張する”デザイン。一方のダイヤルキー側ボディは、従来通りの持ちやすさやに配慮したラウンドフォルムデザインで、多彩な機能を持つモバイル機器として使いやすさを高めた。フレームレスのダイヤルキーはPC用キーボードに似た形状のPCライクキーで、復活したインライン文字入力機能と合わせて、快適な長文入力が行える。

 そのほか、ワンセグ視聴時にメール受信を表示し、素早く返信メールを作成できるクイックインフォや、カメラ画像やメール、スケジュールを時系列で表示するライフヒストリービューア、音声入力機能を生かした翻訳アプリや直感ゲーム、5つまでのタブ表示に対応したiモードブラウザ、「スタンダードタイプ」(アクセス製)と、「ビューアタイプ」(ピクセル製)を選べるフルブラウザなどを搭載している。

photophoto 「N905i」(Red)の端末を閉じた状態。シンプルなフォルムが多かったこれまでのNECの90xiシリーズとは打って変わり、カラー別に異なるパターンの金属素材を使うなどデザイン面にも変化が見られる。ディスプレイ側ボディはスクエアで、ダイヤルキー側ボディはラウンドと、上下で若干フォルムが違う

photophotophoto 端末を開いた状態(左、中央)。ニューロポインターはこれまで通り金属製だが、カラーごとに色が違う。下段ソフトキーのメニューキーとチャネルキーが、従来のN90xiシリーズとは入れ替わっている(左)。ただし、マルチキーは左側のままだ

photophoto ダイヤルキーはPC用キーボードに似たキートップの「PCライクキー」。フレームレスでもキーの押し間違いが少なくなるという。しっかりとした押し心地で、同時に繰り返し押しても疲れない軽さ。ダイヤルキーの照明は、ボワッっと浮かび上がるように一瞬明るく光る

photophoto サブディスプレイは背面の黒いカラーリング部分にある。約0.9インチの有機ELで、96×64ピクセル表示が可能

photophoto 端末の左側面(左)と右側面(右)。ディスプレイ側ボディの左側面にはワンセグとカメラ起動用のサイドボタンがある。プッシュトークボタンやアシストキー、音量調節ボタンは、ダイヤルキー側ボディの右側面に配置する

photophoto 端末の先端部(左)とヒンジ部(右)。外部接続端子と平形ヘッドフォン端子は、端末底面の一体型樹脂カバーを外した中にある。赤外線ポートはディスプレイ側ボディの先端にレイアウト

photophoto ディスプレイは向かって左側に回転(左)。ディスプレイを表にして閉じると、サイドキーが右側面(横画面時は上端面)に集まる(右)

photophoto ディスプレイを表にして閉じた端末の左右側面

photophoto 横画面でワンセグ(左)やカメラ(右)を使用できる

photophotophotophoto ワンセグアンテナは、ダイヤルキー側ボディの右寄りに内蔵。可動部範囲は広い方で、縦画面、横画面問わずさまざまな方向に向けられる

photo 電池パックは770ミリアンペアアワーと、N904iの780ミリアンペアアワーから容量が減った。ディスプレイの大型化や多機能化などが進んだが、照度センサーの搭載などで省電力性も上がっているため、連続待受時間/連続通話時間はそれぞれ約600時間/約220分(3Gの場合)と、前モデルからわずかに短くなるにとどまったという。音楽プレーヤーの連続再生時間は、WMAで約55時間、SD-Audioで約85時間と、他機種よりも大幅に長い
※初出時、ワンセグの連続視聴時間を100分と記載いたしましたが、これは連続テレビ電話時間の誤りでした。ワンセグ連続視聴時間については、約3時間20分(200分)となっております

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