NEC製端末として初めてワンセグを搭載し、シリーズ最高の有効520万画素カメラを採用した「N905i」。“ハイスペック”端末としてふさわしいマルチメディア機能を備えた一方で、タブ表示が可能なiモードブラウザや待受画面やメール作成画面からWeb検索が可能なクイック検索、インライン入力への対応など、iモードとメールまわりの使い勝手も向上している。


縦画面時のワンセグ画面(左)。予約録画や視聴予約など、一通りの機能を備える(中央)。マルチタスクに対応するため、ワンセグを受信しながら待受やiモード画面に切り替えることができる(右)。ワンセグ縦画面時からメール画面を呼び出せば、上にメール画面、下にワンセグ画面の2画面表示が可能だ
クイックインフォは、横画面でワンセグを見ている時に素早くメールを返信する機能。テレビ視聴中にメールが届くと、テロップに受信告知や送信者、件名などを表示。そのままディスプレイを縦画面にすると、上が返信メールの作成、下がワンセグという2画面表示になる。ワンセグから新規メールを作成する場合にも2画面表示が行える
有効520万画素と、ケータイとしては国内最高クラスのカメラ機能を搭載。会場では試せなかったたが、3人までの顔検出オートフォーカスと明るさの自動調整機能を備える。また、従来の6軸手ブレ補正に加え被写体ブレの補正機能も搭載。解像度だけでなく機能面でもコンパクトカメラに迫っているという

iモード用ブラウザは、最大5つまでのタブ表示ができるようになった。タブはソフトキーを押すことで切り替えられる。タブブラウザとして活用するための機能がワンタッチマルチウィンドウ。ブックマーク内のWebページ(☆印が付いているサイト)を同時に開くことができる

日本語入力環境で大きく変わったのは、インライン入力に対応した点(左)。入力や変換候補を確定する際に、編集エリアを介さずに本文エリアに直接入力できる(中央)。テキストから自動でデコレーションメールを作成する「おまかせデコメ」もバージョンアップした

クイック検索は待受やメール作成画面などから利用でき、素早いWeb検索が可能だ。もちろんiモードへのアクセス中にも利用できるため、今見ているページからわざわざiメニューのメニュー/検索ページへ移動しなくて済む

展示機のきせかえツールには、カラーバリエーションをイメージした4つとディスニーキャラクターが登場するもの、そしてドコモダケが登場するがインストールされていた(左、中央)。Red用のきせかえツールコンテンツでは、“夜の首都高を疾走する”動画を使ったメニュー画面も用意した(左)

Pink用のきせかえツールコンテンツには、パンダのデスクトップキャラクターも登場。特定の日になると、特別な待受画面を表示するという(左)。直デン画面はN904iの素っ気ないものから、N704iμなどと同じグラフィカルなものへ(中央)。ピクトやアイコンなどのカスタマイズ性はこれまでと変わらない(右)
5.2Mカメラ+“ダブル”ブレ補正機能搭載のフルスペックモデル――「N905i」
90xiシリーズ初の“μ”は、12.9ミリの薄型高機能――「N905iμ」
“VIERA”に“Cyber-shot”、フルワイドVGAにワンセグ、HSDPAを標準装備──ドコモが905iシリーズ10機種を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.