電子情報技術産業協会(JEITA)が12月12日、2007年10月分の携帯電話およびPHS端末の国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合計した全出荷台数は256万台で、9月より若干増加したものの前年同月比69.6%にとどまった。
携帯電話の出荷台数は231万9000台で、前年同月比64.5%。内訳は3G携帯が228万6000台で前年同月比65.3%、2G携帯は3万3000台で前年同期比34.7%となり、携帯電話の出荷台数は2カ月連続で前年同月比マイナスという結果になった。PHSは24万1000台が出荷され、前年同月比293.4%と大幅な伸びを見せている。
10月は16日にKDDI、22日にソフトバンクモバイルが秋冬モデルを発表するなど、相次いで新モデルが披露されたことから、新モデルの登場待ちや従来モデルの値下がり待ちなどで買い控えムードになったと見られる。
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