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» 2008年06月13日 23時02分 UPDATE

写真で解説する“タフネスケータイ”「G'zOne W62CA」(ソフトウェア編) (1/2)

2年ぶりの登場となったタフネスケータイ「G'zOne」。2008夏モデルの一台にラインアップされたカシオ計算機製「G'zOne W62CA」は、カシオ初のKCP+対応機であり、BluetoothやEZ FeliCaなど、最新のサービスにフルに対応している。今回新たなカシオ端末ならではのキャラクターも搭載した意欲作だ。

[青山祐介,ITmedia]

 カシオ計算機の「G'zOne W62CA」は、初代「C303CA」以来、“タフネスケータイ”として打ち出してきた防水&耐衝撃性能を持った端末だ。2005年に登場した「G'zOne Type-R」では、そのタフさをモータースポーツシーンに重ね合わせたイメージで訴求した。また先代の「G’zOne W42CA」は、「未来的」「ロボット」「最先端技術」といったデザインテーマで幅広い層にアピール。今回のW62CAではソフトウェア面で、エコロジーをテーマにした内容となっているのが特徴だ。

PhotoPhotoPhoto G'zOne W62CAの内蔵コンテンツはエコロジーをテーマにしている

 その代表的なものが「G’zGEAR」。大自然に思いを馳せ、地球を感じることができる6つのツールの総称だ。これは、従来から搭載しているGPSと電子コンパスに加え、新たに搭載した温度センサーを生かし、これらから得た情報をグラフィカルに表現したものだ。

地球を感じられる6つのツール「G’zGEAR」

 1つ目は「EARTH COMPASS」(電子コンパス)で、G'zOne Type-RやG'zOne W42CAで搭載していたコンパス機能を進化させたもの。単に方位を示す「STANDARD COMPASS」に加え、その方向にある山や川、自然地形などを示すモードを用意。日本にあるこれら目標物を表示する「LOCAL NATUER」モードと、その世界版の「WORLD NATURE」が選べる。また、そこに表示された自然目標物にカーソルを合わせると、現在地からそこまでの距離を表示してくれる。

PhotoPhotoPhoto 左から「STANDARD COMPASS」「LOCAL NATURE」「WORLD NATURE」の各モード。本体が向いている方向にある主な自然目標物を表示。そこまでの距離も分かる

 2つ目は現在地の高さと位置を知るツール「EARTH LOCATOR」(位置表示)。GPS情報を使って現在地の緯度経度と、おおよその高さをグラフィカルに表示。「VERTICAL VIEW」モードでは、現在地の高度を、代表的な山、建物、動物といったもののエリアで表現。高度は正確に計測できないため、これら自然物が存在したり、活動したりするおおよその高度の範囲で表示する。こちらもそれぞれの目標物にカーソルを合わせると、その高さや存在、活動する高度を数字で表示してくれる。また「SURFACE VIEW」モードでは、現在の位置を日本地図上に人型のアイコンで表示。地図はある程度の範囲で拡大縮小が可能だ。

PhotoPhoto 「VERTICAL VIEW」(左)と「SURFACE VIEW」(右)。VERTICAL VIEWでは現在の高さの目安となる建物や人工物、またその高さを生息環境とする動物を表示する。

 今回新たに搭載された温度センサーを使った「HEAT GAUGE」(温度表示)が3つ目のツール。温度センサーは液晶パネルの裏側に設置されていて、そこで計測した温度を数字と温度計風のグラフで表示。さらに測定場所のある地域の県庁所在地における、過去の最高、最低気温も分かる。また、この過去の気温データについては、測定当日だけでなくカレンダーを動かして他の日のデータを参照したり、地域を変更したりすることも可能だ。

Photo 温度が分かる「HEAT GAUGE」。上下カーソルで中央下にある日付を変える事も可能。データ上最も古い1975年と2000年を比較した表示もあり、温暖化の傾向がよく分かる

 4つ目はその日の潮位が分かる「SEA TIDE」(潮位表示)。潮の満ち引きはあらかじめカレンダーで決まっており、日にちと時間でその瞬間の潮位が分かる。一日の潮位を表示する「ONE-DAY VIEW」では、横軸に時刻、縦軸に潮位をとったグラフで時間ごとの潮位の変化を表示。さらに「CURRENT VIEW」では、その瞬間の潮位を波打つアニメーションで示し、潮の干満傾向とその割合を「上げ三分」のように文字でも表示する。また、両方のモードに共通して、満潮と干潮、日の出と日の入りの時刻も分かるようになっている。

PhotoPhoto 左が一日の潮位の変化をグラフで表した「ONE-DAY VIEW」で、右がその時刻の潮位をアニメーションで表現した「CURRENT VIEW」。魚のアイコンは「Bonite」ではない

 5つ目が日の出と日の入りを知る「SUNRISE SUNSET」(日出・日入表示)ツール。日本各地の日の出・日の入り時刻を2つの表示モードで表現しており、「TRACKING」モードでは現在時刻の太陽高度をアニメで表現。「DAY/NIGHT」モードでは、一日の日照時間を帯グラフと数字で表示してくれる。

PhotoPhoto 「SUNRISE SUNSET」の2つのモード。太陽の高度が分かる「TRACKING」モード(左)と、昼と夜の長さが分かる「DAY/NIGHT」モード(右)。日の出・日の入り時刻も分かる

 6つ目のツールは月齢が分かる「ASTRO CALENDER」(月齢表示)。月の満ち欠けをグラフィックで表現する「MOON PHASE」モードでは、その姿だけでなく月齢や新月、満月までの日数も表示。「COSMIC VIEW」モードではなんと太陽、月、地球の位置関係を、太陽を中心として図示してくれる。

PhotoPhoto 月齢を知ることができる「ASTRO CALENDER」。「MOON PHASE」ではその日の月の姿を一目で分かる図で表示。「COSMIC VIEW」では太陽、月、地球の位置関係が一目瞭然

 これら6つのツールは新たに搭載したモーションセンサーを活用し、本体を振ることで次々と切り替えが可能。グローブなどをはめたままでも、細かなボタン操作をすることなくツールが切り替えられるのがポイントだ。

Photo メインメニューから呼び出したG’zGEARのトップメニュー。これらは本体を振ること瞬時に切り替えられる
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