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» 2008年07月24日 03時07分 UPDATE

ワイヤレスジャパン2008:「サザンケータイ」や“安全第一”ケータイ、モバイルWiMAX用のプロトタイプ端末など展示――KDDIブース

KDDIブースには、限定3000台のサザンケータイや、プロ仕様の“安全第一”ケータイなどフルチェンケータイが多数登場。LISMO VIDEOやじぶん銀行などの新サービスのほか、モバイルWiMAX用MIDのプロトタイプも登場した。

[平賀洋一,ITmedia]
photophoto auコーナーを中心に構成されたKDDIブース

 ワイヤレスジャパン2008のKDDIブースは、6月3日に発表した新モデルの実機とLISMO VIDEOやau Smart Sportsといった新サービスをチェックできるauコーナーを中心に、2009年からサービスを開始するUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXコーナー、ワンセグエリア放送システムなどを展示するR&Dコーナー、法人向けサービスや安心安全への取り組みを紹介するソリューション・CSRコーナー、そしてブース内セミナーと5つの要素で構成されている。

photo ブース内セミナーの会場

 auコーナーには、6月3日に発表された夏モデルが勢ぞろい。2WAYオープンスタイルを採用したAV機能重視のハイエンドモデル「Woooケータイ W62H」や、待望の防水・タフネスケータイ最新モデル「G'zOne W62CA」は特に注目を集めていた。また、外装パネルを丸ごと交換できる「フルチェンケータイ re」用のオリジナルデザインパネルやUIを大幅に変更できるナカチェンの「デザイン」を展示。さらに、フルチェンケータイの特別モデルとしてサザンオールスターズのデビュー30周年を記念した「サザンケータイ」を会場で初披露した。さらに、「Sportio」を利用したau SmartSports Run&Walkの新機能「BEATRUN」や、EZ MYスタイリングの体験コーナーを設置している。また、7月17日に開業したじぶん銀行などをアピールした。

photophotophoto 夏モデル12機種をそろえたタッチ&トライコーナー。縦にも横にも開くWoooケータイ W62Hの2WAYオープンスタイルや映像画質、G'zOne W62CAの防水性を試すことができる

photophotophoto フルチェンケータイ reの特別モデル「サザンケータイ」。裏面にはメンバーのサインがプリントされているほか、UIもナカチェンを使いサザン仕様になっている。3000台の限定販売で、7月26日10時からLISMOサイトにて受付を開始。価格は、“re”の本体価格(受取り店舗の販売価格に準ずる)とサザンオリジナルパネル1万3000円の合計。なお、引き渡しはキャリアショップかPiPitのみになるという

photophoto こちらは法人向けソリューションコーナーに展示されていた「フルチェンforビジネス」。鉄道・工事・宅配業者向けのフルチェンケータイが試作品として展示されていた。最近は、車掌や駅係員が業務でケータイを使っていても「遊んでいる」「私用で使っている」と勘違いされ、クレームになることが多いという。そのため、ひと目で“仕事用”と分るようなケータイへの要望が高いとのこと。もちろん、ナカチェンを使って、導入企業にあわせたUIも提供できる

photophotophoto PCとケータイを使ったauの映像レンタルサービス「LISMO VIDEO」。最新ケータイとBluetoothヘッドフォンを使った視聴が行える(写真=左、中央)。音楽データをソニーのネットジュークやウォークマンシリーズと連携できるLISMOオーディオ機器連携のデモも(写真=右)

photophotophoto フルチェン・ナカチェン(写真=左)の紹介や、au SmartSports Run&Walk(写真=中央)とEZ MYスタイリングの体験コーナーも楽しめる

photophotophoto 駅や空港構内での観光案内、美術館や博物館での展示品紹介、店舗でのクーポン提供など、特定エリアに向けてワンセグ放送(エリアワンセグ)を行う「ワンセグエリア放送送信システム」。データ放送を含むコンテンツはIP網を通じて送るため、番組を送出する場所と使用エリアが離れている、あるいは複数あっても簡単に構築できる。今回KDDIは、半径30メートル程度(出力3.2マイクロワット)の実験試験用無線局免許を取得した

photophoto Bluetoothを使って、UMPCとauケータイをシームレスに連携させる「BREW×Windows」。ケータイで入力した文章をPCからメールする、あるいはQRコードをケータイで読み込んでPCを使ってサイトにアクセスするなど、それぞれ得意とする操作と機能を連携させて使うことができる

photophoto ケータイフィルタリングといった安心・安全への取り組み、災害時ナビなどの災害・防災に対すると取り組みもアピールしていた

UQコミュニケーションズが「モバイルWiMAX」をアピール

photo UQコミュニケーションズによるモバイルWiMAXコーナー

 2007年12月、総務省から2.5GHz帯を利用する次世代高速無線通信事業の免許を受けたUQコミュニケーションズ(当時はワイヤレスブロードバンド企画)は、母体となったKDDIの出展ブース一画を使ってモバイルWiMAXをアピールした。

 UQコミュニケーションズは、2009年2月28日から東京23区および横浜・川崎市で試験サービスを開始する予定。2009年度夏までにはエリアを東名阪に広げ、2012年度までに全国展開する計画だ。本格展開する2012年は、「LTE」などSuper3G方式の通信規格がスタートしている次期だが、担当者は「LTEは、2010〜2011年ころに試験サービスを開始する予定。モバイルの世界で2年の先行期間は非常に有利」と自信を見せた。また、同時期にスタートする次世代PHS「WILLCOM CORE」については、端末や基地局などの調達コストが低く済みため、モバイルWiMAXのほうがメリットがあるという。料金プランなどは“もう間もなく”発表されるという。なお、サービスはUQコミュニケーションズから直接提供されるだけでなく、ISPによるMVNOなども検討されている。

photophoto モバイルWiMAXを利用するMIDのプロトタイプ(写真=左)。軽量小型のモバイルWiMAX用基地局(写真=右)

photophotophoto 海外のモバイルWiMAX用端末も参考出展された。左から、Samsung電子製スマートフォン「M8200」と、折りたたみキーボードが特徴のUMPC「Panda」、Nokia製の「N810」(WiMAX版)

photophotophoto 「N810」(無線LAN版)。会場では、3G端末とBluetooth経由でネット接続し、利用イメージを伝えていた

 展示コーナーには、MID型のモバイルWiMAXコンセプトモデルや重さ2.5キロと軽量な屋内用基地局などを展示。さらに、韓国の「Wibro」など、すでに海外でスタートしているモバイルWiMAXサービス用の端末を展示し、注目を集めていた。

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