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» 2009年06月26日 12時50分 UPDATE

ライフスタイルに革命が起きる――「iPhone 3GS」発売、“ビッグサプライズ”も

「iPhone 3GS」が6月26日午前7時にソフトバンク表参道で発売された。カウントダウンセレモニーに登場した孫正義社長がiPhone 3GSの新機能をアピールしたほか、上戸彩さんも駆けつけた。また、今回は事前予約ができたため、「iPhone 3G」が発売された昨年よりも行列は控えめな印象だった。

[田中聡,ITmedia]

ソフトバンクモバイル表参道で開催された「iPhone 3GS」発売セレモニー


ビデオを撮る頻度は10倍以上は増えると思う

 ソフトバンクモバイルが6月26日、同社の旗艦店であるソフトバンク表参道で午前7時から「iPhone 3GS」の販売を開始した。

photo ソフトバンクグループ代表 孫正義氏

 販売に先立ち、iPhone 3GSのカウントダウンセレモニーが開催された。ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は「新製品が出るというだけで、心がわくわくするのは滅多にないこと。数日前からiPhone 3GSを使っているが、非常に満足している。また、予約が済んでいるにもかかわらず、徹夜で並んでいただいた方も大勢いらっしゃって、すごい情熱だと感じた」と話し、iPhone 3GSの性能とユーザーの熱意に圧倒された様子だった。

 また孫氏は昨年から1年間使い続けている「iPhone 3G」について、「iPhone 3Gを使って生活が変わった」と振り返った。「インターネットにアクセスする頻度や、カメラや音楽を使う頻度が最低でも3倍は増え、ライフスタイルが変わった」(同)。

 今回のiPhone 3GSの新機能の中で孫氏が特に注目しているのが「電子コンパス」と「ムービー撮影」だという。「iPhone 3GSには電子コンパスがつくので、地図を見る頻度も3倍以上になるだろう。ビデオは撮ってからすぐにメールで送信できて、YouTubeに上げられるのが素晴らしい。ほかのケータイでも動画は撮れるが、iPhone 3GSは指先1つで(操作が)完結するので、もっとスムーズに撮れる。ビデオを撮る頻度は10倍以上は増えると思う」(同)。

 「iPhone 3GSの登場でライフスタイルに革命が起きる。スティーブ・ジョブズ氏が精魂込めて作り出したiPhoneの世界を共有できる我々は本当に幸せだと心から思う」と、孫氏はiPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズ氏を称えた。

 セレモニーには上戸彩さんがゲストとして登場。「“デジカメ”は持ち歩いても“デジカム”を持ち歩くことは少ない。iPhone 3GSの大きな画面でキレイなムービーを撮れるのはすごい。今この瞬間を動画で撮りたいことはあるけど、ケータイだと画面が小さく映像が粗くなることが多い」と話し、上戸さんもiPhone 3GSのムービー機能に満足している様子だった。

photophotophoto 上戸彩さん
photo 「iPhone 3GS」の動画機能について上戸さんに説明する孫社長。上戸さんは「YouTubeに送信もできるんですか!?」と驚いていた

ソフトバンクのCMにSMAPが登場

 また孫氏は“ビッグサプライズ”として「ソフトバンクのCMとプロモーションにSMAPを起用する」と発表。SMAPは現在起用中の“白戸家”とは別軸で登場するようだ。これを聞いた上戸さんは「ドラマで共演している中居さんが『俺ソフトバンクにするから』とアピールがすごかった。私がソフトバンクのCMに出演していたから乗り換えてくれたのかなと思っていたのに、『俺ソフトバンクのCMやるから』という意味だったんですね……」と少し落胆した(?)様子だった。

 「すでに新作CMの撮影は始まっている。私はまだ撮影現場は見ていないが、すごくカッコイイものに仕上がっているようだ」(孫氏)。

ソフトバンク表参道前の行列は200人程度

 ソフトバンク表参道には6時の時点で行列ができていたが、最後尾は同ショップからほど近い「原宿クエストホール」前で留まっており、渋谷消防署まで列が伸びていた昨年よりは穏やかな様子だった。今年は事前予約が可能になり、並ばなくても確実にiPhone 3GSが入手可能になったためだと思われる。

 行列に並んでいるのは前夜祭の参加者が大半のようで、前夜祭に参加しなかったユーザーが後列に並び始めていた。「前夜祭は350人ほどが参加し、今朝の行列は200人ほどだった。前夜祭にだけ参加して帰った人もいた」(ソフトバンクモバイル広報部)。

photophoto 6月26日0時ごろのソフトバンク表参道。iPhone 3GSの発売日とあって、ショップの外装をiPhone 3GS用に変更していた(写真=左)。6月26日6時の行列の最後尾は「原宿クエストホール」までに留まっていた(写真=右)
photophotophoto ショップ前には、iPhone 3GS発売(7時)までカウントダウンをする電光掲示板や、iPhone 3GSのパネルを設置

 セレモニー終了後、7時10秒前からカウントダウンが始まり、7時ちょうどにiPhone 3GSの販売を開始した。最初に契約を済ませたユーザーは「とてもドキドキしている。iPhone 3GSではビデオ撮影に興味があるので動画をたくさんアップしたい」とコメントした。

photophotophoto カウントダウンを盛り上げる孫社長と上戸彩さん(写真=左)。最初のiPhone 3GS契約者と握手をする孫社長(写真=中、右)。
photophotophoto 孫社長と上戸さんが、2人目以降の来店者を握手で迎えた(写真=左)。無事契約を済ませた1人目のユーザー。「日本初(の契約)は滅多にないことなのでうれしい」と声を弾ませた(写真=中、右)
photophotophoto ショップではiPhone 3GSの実機を試せる。ソフトバンク表参道では「通常よりも多い100カウンターを用意し、ほかの店舗のスタッフにも臨時で対応してもらっている。契約手続きは予約を済ませていれば5分、予約をしていなくても10分程度で終わる」(ソフトバンク表参道)という。
photo 8時頃には、行列はソフトバンク表参道前あたりまで縮んでいた

25日22時から「前夜祭」を開催

 iPhone 3GS発売の前日である6月25日の22時から、原宿クエストホールで前夜祭が開催された。主催者はITジャーナリストの林信行氏。この前夜祭に参加した先着400人から順番に、ソフトバンク表参道でiPhone 3GSを購入できる。

 前夜祭では林氏がiPhone 3G発売後1年についての感想を述べたほか、クリエーターによるiPhoneアプリのプレゼン合戦などが行われた。

photophotophoto 前夜祭にはおよそ350人の参加者が集まった(写真=左)。林信行氏はiPhone 3G発売後の1年間を振り返った(写真=中)。クリエーターたちがiPhoneアプリをプレゼンし、来場者にアピールするコンテストも行われた(写真=右)

 会場にはサプライズゲストとして孫社長が登場し、26日に日付が変わる瞬間はカウントダウンで会場を盛り上げた。さらに、来場者に「お父さんストラップ」と「iTunesカード」をプレゼントすると発表し、来場者にはその場でプレゼントが配布された。「でも一番のプレゼントはiPhone 3GS。感動をくれたスティーブ・ジョブズ氏とアップルの皆さんに心から感謝したい」と締めくくった。

photophotophoto 孫社長がiPhone 3GSを取り出すと、会場のボルテージは一気に上がった(写真=左)。6月26日を迎えるカウントダウンの指揮をとる孫社長(写真=中、右)
photophotophoto 「お父さんストラップ」と「iTunesカード」が来場者にプレセントされた(写真=左)。孫社長が林氏たちとiPhone 3GSで動画撮影を楽しむ場面も。中央にいるのはMIRAI株式会社の社長で自称“フルタイムヲタク”のダニー・チュー氏

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