レビュー
» 2011年05月26日 19時53分 UPDATE

写真で解説するLUMIX Phone「P-05C」

光学式手ブレ補正をケータイで初めて搭載したというドコモのLUMIX Phone「P-05C」を写真とともにチェック。従来モデルと見た目の変化はそれほどないが、カメラ機能やUIに磨きがかかっている。

[山田祐介,ITmedia]

 ケータイの機能の中でも、カメラは多くのユーザーが重要視する機能だ。メーカー各社はこれまで高画素化はもちろん、顔認識やシーン自動認識など、本職デジタルカメラの人気機能を次々と採用してきた。

 そして2011年夏、ついに“光学式手ブレ補正”を搭載したケータイが登場する。それがNTTドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「P-05C」だ。昨年冬に登場した「P-03C」に続く、“LUMIX Phone”ブランドの端末となる。


photophoto LUMIX Phone「P-05C」

 携帯電話の手ブレ補正機能は、ソフトウェアで画像を合成して手ブレを解消する“電子式手ブレ補正”が採用されてきた。一方、光学式手ブレ補正では、カメラユニットが動くことで手ブレを打ち消す。そのため電子式のように画像を加工する必要がなく、画質劣化の心配をせずに手ブレ補正機能を活用できるようになるという。

 今回の光学式手ブレ補正には、デジタルカメラ「LUMIX」のノウハウが生かされているとこのと。端末をわざと揺らしてみると、レンズ部分のユニットがそれに合わせて動く様子が確認できる。端末のMENUボタンには「O.I.S」(Optical Image Stabilizer)の文字もプリントされ、カメラ起動時には手ブレ補正機能のオン/オフがこのボタンで変更できる。


photophoto カメラ起動時の画面はP-03Cとほぼ変わらない。MENUキーで手ブレ補正のオン/オフを変更できる

 カメラの進化点としては、新採用の「高演色フラッシュ」も挙げられる。従来のP端末に搭載したフラッシュよりも緑や赤の色再現性が高くなっており、人の肌などがよりあたたかみのある色合いになるという。

 光学式手ブレ補正を搭載したことで、ボディはレンズ部分が若干分厚くなった。デザインはP-03Cを踏襲しており、回転式の十字キー「スピードセレクター」も健在だ。ボディカラーは、P-03CがLUMIXを想起させるパステルカラーだったのに対し、P-05CではBLACK、WHITE、MAGENTAというスタンダードな3色となった。


photophoto 厚みが増してより存在感が高まったレンズ部分


photophoto 端末左側面(写真=左)と右側面(写真=右)


photophoto 端末上部(写真=左)と底部(写真=右)

 撮影機能としては、シーン自動判別モード「おまかせiA」をはじめとする従来からの機能に加え、アート風の写真が楽しめる「マイカラーモード」を新たに搭載している。ミニチュア、ピンホール、ソフトフォーカスといったモードがあり、例えばピンホールモードで撮影すると、周辺光量が落ちた独特な雰囲気の写真に仕上がる。


photophoto マイカラーモードの種類(写真=左)。ピンホールモードを試してみた(写真=右)

 タッチパネルを使った写真整理・共有機能「ピクチャジャンプ」も進化している。ピクチャジャンプとは、写真のサムネイル閲覧時に写真を上下左右のいずれかにドラッグすると、各方向に割り振られた機能を素早く呼び出せる機能のこと。今回は、全12種類の中から各方向への機能が自分で割り当てられるようになった。またパナソニックの写真共有サイト「PicMate」や、mixi、GREEといったサービスに写真をダイレクトに投稿できる機能も用意されている。


photophoto サムネイル画像を上下左右にドラッグして使うピクチャジャンプ機能(写真=左)。12種類の機能を上下左右に割り当てられるようになった(写真=右)

 このほか、Wi-Fi機能を使ったDLNA対応機器連携機能も進化しており、Blu-ray Discレコーダー「DIGA」では、静止画だけでなく動画の転送にも対応した。DIGAで撮りためた動画をワイヤレスに端末に転送して、持ち出すことができる。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう