富士通製のiモード端末「F-02D」は、2010年度冬春モデル「F-01C」の後継端末。F-01Cのデザインコンセプトを継承した回転2軸型の折りたたみボディは、片手でも開けやすいワンプッシュオープンに対応した。ハードウェアもCPUとカメラ強化、3D表示対応液晶の搭載など、進化を果たしている。
“充実機能満載! 圧巻の全部入りハイスペックスリム防水ケータイ!”がコンセプトであるF-02D。CPU(アプリケーションプロセッサ)はF-06B以来使われてきた「SH-Mobile G4」から1.2GHz駆動の「SH-Mobile AG5」に変更された。F-01C、F-09Cと改善されてきたソフトウェア面での動作速度が、今回のCPU変更で更に改善されている。タッチ感度が良い「サクサクタッチパネル」や、それを生かした機能も盛り込まれ、その名の通り快適なタッチパネル操作ができる。
待受画面のユーザーインタフェースは、富士通独自のタッチ端末用メニューから「docomo Palette UI」に変更されている。待受画面で画面を左右にフリックするか、左右の方向キーを押すと、「My Face」画面や発着信履歴を遷移する。また、画面を下から上にフリックするか、下の方向キーを押すとショートカットメニューが出るようになっている。このショートカットメニューはスマートフォン向けのdocomo Palette UIのアプリ一覧画面と同じような操作性を実現している。
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