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» 2013年02月27日 18時30分 UPDATE

日本発のモバイルWi-Fiルーターも登場:スマホを中心に技術力&デザイン力をアピール――Huaweiブース

MWC 2013のHuaweiブースでは、前日に発表した「Ascend P2」をはじめ、同社の数々のスマートフォンが展示されている。日本発のデータ通信端末のグローバル版も披露された。

[太田百合子,ITmedia]

 Mobile World Congress 2013の開幕に先駆け、下り最大150Mbps(LTE Category4)対応のスマートフォン「Ascend P2」を発表したHuawei Technologies。MWCが開幕すると、ブースにはAscend P2を中心に、「Ascend D2」「Ascend Mate」、ミドル&エントリーモデルの「Ascend G/Y」シリーズ、Windows Phoneの「Ascend W1」など、スマートフォンがずらりと並べられた。

フラッグシップからローエンドモデルまで、豊富なラインアップを展示

 Huaweiのスマートフォンのブランドである「Ascend」は、大きく4つのカテゴリーに分けられている。フラッグシップモデルにあたるのは、D(Diamond)シリーズ。この春ドコモから発売が予定されている「Ascend D2 HW-03E」は、DシリーズのグローバルモデルであるAscend D2をベースに、おサイフケータイやワンセグなど、日本仕様のカスタムを加えたものだ。

photophoto 「Ascend D2」のグローバルモデルは5インチのフルHDディスプレイを搭載。クアッドコアCPUに13メガカメラ、3000mAhバッテリーと、まさにフル仕様だ(写真=左)。4.7インチディスプレイ搭載のドコモ版(右)と比べると画面サイズがひとまわり大きい。防水対応だが、ドコモ版に搭載されている水滴クリアパネルは非搭載で、代わりに手袋をはめたままの操作が可能な「マジックタッチ」に対応する。

 一方、発表されたばかりのAscend P2を含むP(Platinum)シリーズは、よりデザイン性、機能性を重視したシリーズという位置づけ。Ascend P2は、前述のようにLTE Category4に対応するほか、クアッドコアCPUや13メガカメラも搭載。必要十分なスペックを備えながら薄さ8.4ミリとスリムで、重さも約122グラムと驚くほど軽い。なお、先日イー・アクセス(イー・モバイル)から発表され、3月7日に日本での発売が予定されている「STREAM X GL07S」も、このAscend P2をベースにしたもの。ディスプレイサイズは約4.7インチで、オーディオコーデックにはAscend D2と同様、Dolby Mobileを搭載する。

photophoto CESのAscend D2発表から、わずか2か月足らずの新製品発表となった「Ascend P2」。イー・モバイル「STREAM X GL07S」のベース端末となっている(写真=左)。ブースには、ヘッドフォンをつなげた試聴コーナーも設けられ、Dolby Mobileの臨場感のある音響を体験することができた(写真=右)
※初出時、Ascend P2にDolby Mobile Plusが搭載されていると記載しましたが、正しくは「Dolby Mobile」です。お詫びして訂正いたします

 4つのシリーズの残り2つ、G(ゴールド)とY(ユース)は、同社のスマートフォンの7割近くを占めるという、ミドル、エントリーモデル。画面サイズも小さく、フラッグシップのD2やP2に比べると、スペックもそこそこといった感じだが、独特のカラーや手になじむサイズ感には親しみが持てる。

photo Gシリーズの「Ascend G365」は防水にも対応。ブースでは、実際に水槽に沈めた端末に電話をかけるデモも展示されていた

 スマートフォンではこのほか、先日のCESでAscend D2と同時発表された、6インチのAscend Mateや、Huawei初のWindows PhoneであるAscend W1、クアッドコアと長時間バッテリーを両立する「Honor 2」なども展示。4つのシリーズだけに収まらない豊富なラインアップをアピールした。

photo 6.1インチのディスプレイを持つ「Ascend Mate」は、4つのシリーズにカテゴライズされない製品。キーボードを画面の一方に寄せて表示できるなど、大画面でも片手操作しやすい機能を搭載する
photo Windows Phone 8端末の「Ascend W1」は、コンパクトかつカラフルなデザインが特徴。4.0インチのディスプレイに5メガピクセルカメラ、1950mAhのバッテリーを搭載する

 このほか、まもなくドコモから「dtab」として発売される「MediaPad 10 Link」や、イー・モバイルから発売中の「GT01」のグローバルモデル「MediaPad 10 FHD」などのタブレット製品も出展。また同社がMBB(Mobile Broad Band)と呼ぶ、データ通信カードやモバイルWi-Fiルーターにもついても、数多くの展示を行っていた。

photophoto 「MediaPad 10 FHD」向けには、日本未発売のキーボードアクセサリーも展示されていた。着脱が非常に簡単で、タッチパッドも備えるなど、ノートPCライクな使い方ができる。
photophoto ドコモ「dtab」のベースモデル「MediaPad 10 Link」(写真=左)と、SIMフリーで販売されている、7インチの「MediaPad 7 Lite」。

 MBB製品の中でも注目は、LTE Category4に対応し、下り最大112Mbpsの高速通信が利用できるルーター「E5372」。ドコモから3月に発売予定の「HW-02E」と同等のスペックを持つ製品だが、開発はHW-02Eのほうが先。ドコモ向けに開発したHW-02Eを、グローバルにも展開しようと今回、初出展されたものだという。

photo 「HW-02E」をベースに開発された、グローバルモデル「E5372」は今回が初出展。デザインもHW-02Eそのままだ

 モバイルWi-Fiルーター関連ではこのほか、有線LAMポート搭載のアダプターを本体にドッキングできる据え置き型のルーターや、世界最小のUSBデータ通信カード、コンパクトかつビビッドなカラーを採用したコンパクトルーターなど、形状や色が特徴的な製品が多く並べられていた。Huaweiは、世界数カ所に開発拠点を持つ強味を生かし、各地のトレンドカラーを製品に取り入れるなど、端末のデザインにも注力している。MWCの同社ブースでは、その取り組みの一端を垣間見ることができた。

photophoto 有線LANポートを備えたアダプターをUSBでドッキングできる、据置使用を想定したモバイルWi-Fiルーター
photo CESで発表された世界最小のUSBモバイルデータ通信カード「UltraStick E3331」も展示されていた

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