ウィルコム、PHS通話+4Gの高速通信に対応した「DIGNO DUAL 2 WX10K」を発表4.7インチHD液晶搭載

» 2013年07月04日 12時06分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ウィルコムは7月4日、PHS通話とソフトバンクモバイルのSoftBank 4G(AXGP)を使ったパケット通信が可能な“デュアル”仕様のAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」(京セラ製)を発表した。7月18日に発売する。

photo 「DIGNO DUAL 2 WX10K」。カラーはブルー、ブラック、ホワイト、ピンクの4色

 2012年6月に発売した「DIGNO DUAL WX04K」の後継モデル。PHSの通話とソフトバンクの3G網を使った通話とパケット通信に加え、下り最大76Mbpsと高速な4Gのパケット通信も利用可能になった。またPHSは音声通話のほか、電話番号宛てにメッセージを送受信できる「ライトメール」にも対応。なおPHSのパケット通信には対応していない。

 防水/防塵仕様のボディには、4.7インチのHD(720×1280ピクセル)TFT液晶を搭載。ディスプレイは受話レシーバーがない京セラ独自の「スマートソニックレシーバー」で、通話音声の聞き取りやすさを向上させた。

photophoto ワンセグに対応(写真=左)。ボディは防水・防塵仕様(写真=右)

 OSはAndroid 4.2、プロセッサーは1.5GHzデュアルコアのMSM8960を採用した。内蔵メモリはROMが16GバイトでRAMが1.5Gバイト。メインカメラは有効約810万画素の裏面照射型CMOSセンサーで、手ブレ補正やスマイルシャッターに対応する。またHDR撮影や背景をぼかした撮影など、カメラアプリの機能を充実させた。インカメラは有効約120万画素CMOSを採用した。

 おサイフケータイ(FeliCa)のほか、赤外線通信とワンセグにも対応。WX04Kでは非対応だったテザリングもサポートしている。そのほか、目的に合わせて音声でアプリを起動できる「すぐごえ」や、フィーチャーフォンユーザーでも使いやすい「エントリーホーム」、車や電車で移動している場合はWi-Fiをオフにする「インテリジェントWi-Fi」などの独自機能を搭載した。ボディカラーはブルー、ブラック、ホワイト、ピンクの4色。

「DIGNO DUAL 2 WX10K」の主な仕様
機種名 DIGNO DUAL 2 WX10K
OS Android 4.2
プロセッサー MSM8960(1.5GHzデュアルココア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約66×134×10.9ミリ
重さ 約134グラム
連続通話時間 PHS:約18.5時間、3G:約14時間、GSM:約10時間
連続待受時間 PHS+AXGP:約310時間、PHS+3G:約400時間、GSM:約280時間
メインカメラ 有効約810万画素CMOS
インカメラ 有効約120万画素CMOS
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:1.5Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 約4.7インチ HD(720×1280ピクセル) TFT液晶(最大1677万色)
ボディカラー ブルー、ブラック、ホワイト、ピンク
主なサービス・機能 防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)、Bluetooth 4.0+EDR、Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、おサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信、ワンセグ、MHL、DLNA(DTCP-IP/DTCP+)、デザリング ほか

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