Microsoft、「Cortana」発表──Siri対抗のパーソナルアシスタント

» 2014年04月03日 06時07分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは4月2日(現地時間)、「Build 2014」の基調講演で、モバイルOSのアップデート「Windows Phone 8.1」の新機能「Cortana」(コルタナ)を発表した。米Appleの「Siri」や米Googleの「Google Now」と競合する音声によるパーソナルアシスタントだ。

 cortana

 Cortanaは、同社のXboxゲーム「Halo」に登場する女性の人工知能の名前。Windows Phone 8.1のCortana(英語版)も当然女性の声だ。

 現在は米国英語版βの段階で、2014年下半期に正式版を米国、英国、中国でリリースし、2015年に提供範囲を拡大していくという。

 同社の検索エンジン「Bing」をベースに、Google Nowと同様にユーザーの連絡先やカレンダー、検索履歴などに基いてパーソナライズした情報を提供する。

 Cortanaの待機画面でマイクアイコンをタップして音声入力するか、テキスト入力でコマンドを入力する。

 cortana 1 NOTEBOOK

 大きな特徴は、ユーザーの情報を“書き留めておく”「Notebook」の存在だ。Cortanaは初めて起動した時にユーザーの名前の発音方法や興味対象を確認して基本的なNotebookを作成する。ユーザーは、このNotebookの情報をさらに編集できる。例えば「places」に「職場」「自宅」の他、よく通うスポーツクラブなどを、「inner circle」には常にアクティビティを知りたい親しい人を登録できる。「quiet hours」では、プッシュ通知をオフにしたい時間帯や、その時間帯でも着信やメッセージ受信を受け入れる親しい人を設定できる。

 また、サードパーティー製を含むアプリの起動が可能だ。例えば「Skype <相手の名前>」と呼び掛けるとSkypeで電話したい相手の連絡先が表示されたり、「Hulu <番組名>」でHuluが起動し、その番組を含むリストが表示される。

 Windows Phoneチームを率いるジョー・ベルフィオーレ氏が基調講演で披露したデモではこの他、リマインダーで、特定の相手と次に電話やメッセージングを行うときに尋ねることを登録する機能を紹介した。「妹に新しく買った子犬のことを尋ねる」と入力すると、妹からの着信通知画面にそれが表示された。

 cortana 2

 Windows Phone 8.1ではこの他、Androidの「クイック設定」のように画面の縦スワイプで呼び出せる「Action Center」が追加され、ロック画面の編集機能が強化された。

 windows phone Action Center(左)、ロックスクリーン(右)

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