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» 2014年09月18日 23時59分 UPDATE

お得に買い換え:iPhone 5sは最大4万3200円 3キャリアのiPhone下取り価格を比べてみた

iPhone 6の発売に合わせてキャリア3社が力を入れる「下取り」プログラム。料金の改定が相次いだが、発売直前の下取り金額と各社のサービス内容を比べてみた。

[平賀洋一,ITmedia]

 「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の発売を機に、各社の端末下取りサービスが過熱している。特に番号ポータビリティ(MNP)利用者向けの下取り価格が高騰しており、2月3月の“高額キャッシュバック合戦”にも似た様相を呈してきた。

photo 左から、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus

 では今使っている端末を下取りしてiPhone 6/6 Plusを購入するなら、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのどこが一番お得なのだろうか? 9月18日20時時点に確認した各社の下取り価格で比較してみた。いずれの下取り価格は9月19日から10月31日までの期間限定ものだ。

MNPで「iPhone 6/6 Plus」を購入する場合の下取り価格
下取りする機種 NTTドコモ
(ドコモポイントで充当する場合)
KDDI※ ソフトバンクモバイル
iPhone 5s 64Gバイト 4万3200円
4万pt
4万3200円 4万3200円
32Gバイト 4万1040円
3万8000pt
4万1040円 4万1040円
16Gバイト 3万8880円
3万6000pt
3万8880円 3万8880円
iPhone 5c 32Gバイト 3万6720円
3万4000pt
3万6720円 3万6720円
16Gバイト 3万4560円
3万2000pt
3万4560円 3万4560円
iPhone 5 64Gバイト 3万2400円
3万pt
3万2400円 3万2400円
32Gバイト 3万240円
2万8000pt
3万240円 3万240円
16Gバイト 2万8080円
2万6000pt
2万8080円 2万8080円
iPhone 4S 64Gバイト 2万1600円
2万pt
2万4840円 2万4240円
32Gバイト 2万520円
1万9000pt
2万4840円 2万4240円
16Gバイト 1万9440円
1万8000pt
2万4840円 2万4240円
iPhone 4 64Gバイト 1万2960円
1万2000pt
2万4840円 -
32Gバイト 1万2960円
1万2000pt
2万4840円 -
16Gバイト 1万2960円
1万2000pt
2万4840円 -
iPhone 3GS 1万1880円
1万1000pt
2万4840円 -
iPhone 3G 1万1880円
1万2000pt
2万4840円 -
Galaxy S5 SC-04F/SCL23 - 4万3200円 4万3200円
Xperia Z2 SO-03F/ZL2 SOL25 - 4万3200円 4万3200円
その他の機種 - 2万4840円 2万4240円
いずれも故障や破損などがない状態での下取り価格。※:端末代金の割引とau Walletへのチャージの合計額

 各社とも、iPhone 5sは最大4万3200円相当(64Gバイトモデル)、同じくiPhone 5cは3万6720円相当(32Gバイトモデル)と設定。iPhone 5s/5c/5の3機種は横並びで差はない。それより古いiPhone 4S/4/3GS/3Gについては、auの一律2万4840円という価格が目に付いた。ソフトバンクも4Sの全モデルを2万4240円で下取る。ドコモは4S以前の機種についてモデルごとに値付けしており、古く容量が少なくなるほど安くなる。iPhone 3GS/3Gの価格はauと倍以上の差が付いた。

photo iPhone 5sとiPhone 5c

 またauとソフトバンクは、Galaxy S5とXperia Z2/ZL2の人気Androidスマホを4万3200円相当で、それ以外のスマートフォンやフィーチャーフォン(ドコモのキッズケータイ、auのジュニアケータイは対象外)も2万4840円相当で下取る。AndroidスマホやフィーチャーフォンからiPhone 6/6 Plusに乗り換えるなら、この2社へMNPで乗り換えるのも選択肢だ。

 そして端末下取りによるMNPの転出を防ぐため、同じキャリア内でiPhone 6/6 Plusに機種変更する際のiPhone下取りも各社で行なわれている。ドコモは当初、自社iPhoneの下取りを行なっていなかったが、9月18日に急遽取り扱いを発表した。

機種変更で「iPhone 6/6 Plus」を購入する場合の下取り価格
下取りする機種 NTTドコモ KDDI(au) ソフトバンクモバイル
iPhone 5s 64Gバイト 3万2400円
3万pt
3万3000円 3万2400円
32Gバイト 3万240円
2万8000pt
3万2000円 3万2400円
16Gバイト 2万8080円
2万6000pt
3万1000円 3万2400円
iPhone 5c 32Gバイト 2万5920円
2万4000pt
2万5000円 3万2400円
16Gバイト 2万3760円
2万2000pt
2万4000円 3万2400円
iPhone 5 64Gバイト - 3万4000円 3万2400円
32Gバイト - 3万3000円 3万2400円
16Gバイト - 3万2000円 3万2400円
iPhone 4S 64Gバイト - 2万4000円 2万4840円
32Gバイト - 2万3500円 2万4840円
16Gバイト - 2万3000円 2万4840円
iPhone 4 64Gバイト - - 2万4840円
32Gバイト - - 2万4840円
16Gバイト - - 2万4840円
iPhone 3GS - - 2万4840円
iPhone 3G - - 2万4840円
その他の機種 - 3000円※ 2400円※
いずれも故障や破損などがない状態での下取り価格。※キャリアが指定する一部の機種のみ

 機種変更時でもドコモの下取り価格はやや低めに設定。auはiPhone 5がiPhone 5s/5cよりも高く設定されているのが特徴だ。これはau版iPhone 5が800MHz帯のLTEをサポートしていないため、同社のネットワークでパフォーマンスを発揮しにくいことが関係しているようだ。iPhone 5ユーザーへの下取り価格を手厚くすることで、対応周波数が増えたiPhone 6/6 Plusへの移行を進めたいのだろう。またソフトバンクはiPhone 5s/5c/5とそれ以前のiPhoneで一律の下取り価格を設定。長期契約者を逃さない戦略と言えるだろう。

photo iPhone 5とiPhone 4S

 さて、こうしたキャリア各社の下取りプログラムは、現在使っている端末を現金で買い取るものではない。機種別に設定された“下取り価格”がどんな形でユーザー側に還元されるのかは、各種ごとに違いがある。

ドコモ

 ドコモが9月18日にサービス拡大を発表した「iPhone下取りプログラム」は、iPhoneシリーズだけでなく、「dtab」を除くすべてのドコモ端末へ買い換えるユーザーを対象にしたもの。ただ下取るのはiPhoneのみだ。利用可能なのは全国のドコモショップとiPhoneを取扱っているドコモ取扱い店、そしてドコモオンラインショップ。

 下取り後は端末代金の割引かドコモポイントへの充当のどちらかを選択できる。下取りで端末の割引を受けるには、今使っているiPhoneを店頭に持ち込む必要がある。店頭での検品後、iPhone 6/6 Plusの端末代金から下取り価格を値引きして販売。一括の場合は割引後の端末代金を支払い、割賦の場合は支払い回数に応じて毎月の割引になる(24回払いの場合は、下取り価格を24回に分けて端末代金から割り引く)。

 ドコモポイントへ充当する場合は、店頭で下取る場合に加えて、MNP後に端末をドコモへ郵送する方法でも受けられる。ドコモポイントで受け取る場合は下取り価格から消費税分を引いた数字になるので覚えておこう。

 またドコモは3社で唯一、画面割れのiPhoneにも下取り価格を設定している。もっとも高いiPhone 5sの64Gバイトモデルで1万2000円相当(1万2000pt)だ。コンディションの悪いiPhoneを使っているなら、ドコモの下取りを選ぶのも選択肢だ。

au

 auはMNP向けの「auにかえる割 Plus」で行なう下取りキャンペーンと、機種変更向けの下取りプログラムで内容がやや異なっている。取り扱いはauのキャリアショップのみ(一部を除く)で、au Online Shopでは利用できない。

 auにかえる割 Plusは、MNPでiPhone 6/6 Plusを購入する場合だけでなく、Androidスマートフォンの「TORQUE G01」「HTC J butterfly HTL23」を購入する場合でも利用できる。またiPhone以外の端末も下取りを行なう。

 ユニークなのは下取り価格の半額を端末代金の割引に充て、残る半分をWALLETポイントにチャージするという点。例えば他社のiPhone 5s(64Gバイトモデル)を4万3200円相当で下取る場合、半額の2万1600円が新端末の割引に使え、残る2万1600円は一定期間後にWALLET ポイントとしてチャージされる。ただチャージ時期は2015年2月から3月の下旬と先になるので注意したい。

 一方の機種変更時の下取りは、au端末を買い換える場合ならiPhoneを含むどの機種でも利用可能なサービス。下取り後は全額がWALLET ポイントにチャージされ、その場で新端末の購入代金に充てることも可能だ。機種変更時の下取りはauのキャリアショップに加えてau端末の取り扱い店、そしてau Online Shopでも申し込みが可能。ただau Online Shopで申し込んでも、端末は最寄りの店舗に持ち込む必要がある。

ソフトバンク

 ソフトバンクがMNPユーザー向けに提供する「のりかえ下取りプログラム」は、iPhoneだけでなくそれ以外の端末を購入する際にも利用できる。下取り後は全額が端末代金の割引に充てられるが、24回に分割しての適用。つまり他社のiPhone 5s(64Gバイトモデル)を4万3200円で下取る場合、毎月1800円の割引が24カ月間続く。

 機種変更向けの「タダで機種変更キャンペーン」は、iPhone 6/6 Plusとそのほかの4Gスマートフォンへ機種変更する際に利用できる。こちらも下取り後は端末代金の割引に充てられるほか、Tポイントへの充当も可能だ。端末割引は24回に分割するもので、仮にiPhone 5s(64Gバイトモデル)を3万2400円で下取りした場合、月1350円の割引が24カ月間受けられる。Tポイントにする場合は一括で付与する。

 ソフトバンクの下取りはキャリアショップやソフトバンクモバイル取り扱い店のほか、MNPや機種変更後に端末を郵送して手続することもできる。

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