米Microsoftは12月5日、Google Playで「Torque Voice Search」(以下Torque)のバージョン2.0を公開した。
Torqueは端末を振ると音声での質問を受け付けるアプリで、昨年10月にAndroid Wear向けにリリースされたもの。今回のアップデートでAndroid搭載のスマートフォンとタブレットに対応した。
現在提供されているのは英語版のみだが、日本でも利用できる。
米Googleの「Google Now」と同様に、音声での質問に答える。採用する検索エンジンはMicrosoftのBingだ。Google Nowとの大きな違いは、Google Nowが「OK, Google」と音声で命令するか、Google Nowのマイクアイコンをタップして起動するのに対し、Torqueは端末を振ることで起動できる点だ。腕時計型端末の場合は、文字盤を見る動作をするだけで起動するように設定できる。スマートフォンあるいはタブレットの場合は左右に振ることで起動できる。
Torqueで質問できるのは、例えば以下のような内容だ。多少発音が悪くても、聞き取ってくれる。
英語で入力する必要があるが、天気予報や交通情報、レストラン情報は端末の位置情報に基いて表示された。レストラン情報は、食べログの情報が表示される。
対応できない質問(日本ではレストラン以外のショップの検索には対応しないようだ)の場合でも、対応するWebサービスの紹介が表示される。
このアプリは、Microsoft社内の従業員やインターンなどのコミュニティー「Microsoft Garage」が開発した。
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