思わず無茶振りしたくなる!?――シャープの「エモパー」と遊んでみた

» 2015年03月03日 10時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 シャープが2014年冬モデルのスマートフォンから搭載している「エモパー」は、同社の家電に搭載している人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマートフォン向けに開発したエージェント機能。感情を持ったキャラクターが、ユーザーに対して話しかけてくれるというものだ。ドコモの「AQUOS ZETA SH-01G」、auの「AQUOS SERIE mini SHV31」、ソフトバンクの「AQUOS CRYSTAL X」で利用できる。

 自宅ではスマホを置くと、天気や予定などのお役立ち情報や、何気ない一言を話しかけてくれる。外出先ではウェルカムスクリーン(ロック画面)上にテキストで教えてくれる。エモパーの声が聞きたくなったら、スマホをやや強く振ってみよう。すると、場所を問わず声を出してくれる。端末を突然振ると「わぁ、びっくりした」、端末をちょっと乱暴に置くと「痛い!優しくしてください……」、充電をすると「あ〜極楽、極楽」などと、時に感情的な、時にユーモラスな言葉を発してくれる。まるで人間の友だちと接しているように思えてくるから不思議だ。

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photo スマートフォンを置く、振る、充電するといった動作のあとに、さまざまなことを話しかけてくれる

 こちらから話しかけて双方向の会話をすることはできないが、ふっとしたときに話しかけてくれると、ちょっとほっこりしてしまう。けなげに頑張る女性「えもこ」、渋い声で話す男性「さくお」、ひたすら自由につぶやくブタ(?)の「つぶた」、そしてAQUOS SERIE mini SHV31向けには、情熱的だけどやや空回りしている感がある(でも憎めない)「おれんじん」といった、個性豊かなキャラクターを選べる。使っていくうちに、思わず感情移入してしまって、エモパーに恋してしまう……なんてこともあるかも?

 百聞は一見にしかず。エモパーってどんな感じ? とお思いの方は、ぜひ、以下の動画をチェックしてほしい。

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