VoLTEやエモパーに対応、カメラも進化――幅63ミリの小型スマホ「AQUOS SERIE mini SHV31」

» 2015年01月19日 12時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 シャープ製の「AQUOS SERIE mini SHV31」は、幅約63ミリのコンパクトボディに多彩な機能を詰め込んだau向けスマートフォン。KDDIが2014年2月に発売した「AQUOS SERIE mini SHL24」の後継機にあたる。OSはAndroid 4.4を搭載。1月下旬の発売を予定している。

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photo シャープ製の「AQUOS SERIE mini SHV31」。カラーはシアン、マゼンタ、ホワイト、ブラックの4色

 三辺狭額縁を特徴とする「EDGEST」スタイルのボディにIGZO液晶ディスプレイを搭載し、4.5型でフルHD(1080×1920ピクセル)の解像度を持つ。バックライトを改良してより鮮やかな表示を可能にした「PureLED」も搭載する。

 LTEネットワーク上で高品質な通話ができる「VoLTE」にも対応したことで、ほかのVoLTE対応スマホと同じく3Gは搭載しない。2つの周波数帯を束ねて下り最大150Mbpsの通信を実現する「キャリアアグリゲーション」や、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」、LTE国際ローミングなど、auの通信サービスはもれなくサポートしている。

 KDDIのシャープ製スマートフォンとしては、初めて「エモパー(emopa)」を搭載。自宅ではスマホを置くと声で話しかけてくれ、外ではロック画面からテキストで話しかけてくれるほか、端末を振ってもエモパーの声を聞ける。話しかける内容はあいさつ、天気予報、スケジュール、予定、雑談など多岐に渡る。

 メインカメラは有効約1310万画素CMOSを搭載し、F1.9の明るいレンズを継承。ファインダーでもHDRの効果を確認できる「リアルタイムHDR」、インカメラのワイド撮影、インカメラ利用時のワンタッチセルフタイマー、ブレを抑えてノイズを低減する高品位モードなど、シャープが2014年冬以降に搭載している最新のカメラ機能を用意。被写体に応じて最適な構図をアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」は、料理の写真を寄ってさらにおいしく撮影できるようになった。動画は3840×2160ピクセルの4K2Kサイズの撮影が可能だ。

 本体を握るだけで画面を表示させたり、寝ている間の画面回転を抑えたりできる「グリップセンサー」も搭載している。おサイフケータイ(NFC/FeliCa)、ワンセグ、赤外線通信は利用できるが、フルセグには対応しない。防水性能はIPX5/IPX7となっている。

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photophoto 表面も加色している(写真=左)。microSD/SIMスロットを上部に搭載。SIMカードはnanoSIM(写真=右)
「AQUOS SERIE mini SHV31」の主な仕様
機種名 AQUOS SERIE mini SHV31
メーカー シャープ
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約4.5型フルHD TFT液晶(IGZO)
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1040分(VoLTE)
連続待受時間 約540時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 2120mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約120万画素CMOS
ボディカラー シアン、マゼンタ、ホワイト、ブラック
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約63×124×9.9(最厚部約10.6)ミリ
重量 約118グラム
発売予定日 1月下旬

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