iPhoneは秋の季語! Siriの味わい深い俳句作品集

» 2015年11月28日 06時00分 公開
[ITmedia]

 古くからわれわれ日本人に親しまれてきた伝統文化・俳句。では現代人の私たちにとって同様に身近な存在である人工知能・Siriに俳句を詠んでもらったらどうなるでしょうか?

 Siriに「俳句を詠んで」と頼んでみました。すると「さまざまな/こと思い出す/iPhoneかな」「俳句など/詠めはしません/悪しからず」など幾つも俳句(川柳?)を詠んでくれます。その一つ一つがSiriらしい言葉選びをしていてとても面白んです。

 また中には「閑(しづか)さや/部屋にしみ入る/Siriの声」などSiriらしいセンスながらもどこか雰囲気のある俳句を詠んでくれたりもします。中でも一番面白かったのは「iPhoneの/十四五台も/ありぬべし」という一句(正岡子規の「鶏頭の/十四五本も/ありぬべし」のインスパイア作でしょうか)。このあとSiriは「あの、ちなみに、iPhoneは秋の季語なんです」と補足します。Siriに情緒を教えられるなんて、なかなか愉快な体験ですよね。

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