ガチャの「確率表記」問題、どう思う?

» 2016年02月26日 06時00分 公開

 人気ゲームアプリのガチャにおける高額課金問題が話題になっています。「課金しても目当てのガチャが出ない」などの苦情が相次いでいる中、2月18日の読売新聞夕刊に「グラブル課金に苦情殺到…『希少キャラ出ない』」が掲載されました。

グランブルーファンタジー (画像は公式サイトより)

 「なぜガチャの確率を明記していなかったのか?」という読売新聞の質問には「頻繁に出現率を変動させるため、誤った確率を表記してしまう恐れがある」とCygames側がコメント。ゲームアプリを楽しんでいたユーザーから「やっぱり裏で運営が確率操作していたのか」などの声が挙がりました。

 このユーザーの声を受けた結果、ゲームを運営するCygames「グランブルーファンタジー」運営事務局は同日、「確率操作の事実は一切ございません」とのコメントを公式サイトで発表。

 当運営事務局は2月16日にレジェンドガチャに登場する装備品の個別出現確率を表記することを発表しており、レジェンドガチャについては、3月10日からイベントごとの確率表記を約束していた中で起きた出来事でした。(現在はレジェンドガチャのページ1カ所のみ出現確率の表記を行っています)

 Cygamesのこの対応を受け、「パズル&ドラゴンズ」通称パズドラを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜社長は、19日に行われたバズドラ4周年記念イベント後に「業界の中でどういうふうに自主規制していくかというのは当然あると思う」と前置きをした上で「必要があれば、なる(表記する)のは全然問題ないと思う」とコメントしました。

 今のところパズドラでは具体的な確率表記を行っていませんが、森下社長は「確率をいじることはしていないし、誤表記があってもいけないので別の部門で検証、監査している」と話しています。

 ネット上では「確率表記をしても、結局運営が操作しているかどうか分からない」「確認する方法がない状態での確率表記、これは意味があるのか?」などの声も。ガチャの確率表記、問題点は一体どこにあるのでしょうか?

アンケート調査

 ということで、今回のテーマは「ガチャの確率表記、どう思う?」。ITmedia MobileのTwitterアカウント(@itm_mobile)でご意見を受け付けています。ぜひリプライや引用リツイートでご意見をお聞かせください。DMでも意見を受け付けています。(Twitter上でいただいたご意見は記事の中で紹介させていただく可能性があります)

 皆さんのご意見をまとめた記事も後日掲載しますのでお楽しみに。

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