「スマホの利用はメールが中心、ちょっとした空き時間にLINEやニュースサイトが閲覧できれば十分」というようなスマホのライトユーザーは、容量が少なく設定されている“低容量プラン”がおすすめです。
さらに、コストを極限まで抑えたいという人には、高速通信の容量がなく、低速通信のみが利用できる“低速プラン”を選ぶといいでしょう。
また最近では、使用したデータ容量に応じて料金を支払う仕組みの“段階性プラン”も増えてきました。「普段はさほど使わないけど、たまに通信量が増える」というユーザーにはこうしたプランが適しています。
まずは低用量プランについてみてみましょう。1GBプランのなかでは、DTIの「DTI SIM 音声プラン1GB」が最安クラス。月額1296円で1GBの容量を利用することができます。音声通話はほとんどしないというのであれば、データ通信専用の「データSIMプラン 1GB」にすれば、月額518円までコストを下げられます。「スマホにかかる料金はできるだけ減らしたい、けど最低限の容量は確保しておきたい」という人はあえてデータ通信の最安プランを選ぶのも1つの手といえるでしょう。
スマホで重たい操作はまったくせず、メールやLINEなどのやりとりがほとんどという人は、“低速プラン”を活用しましょう。速度が100〜300kbpsに制限されてしまうので、動画の視聴や写真や動画などの重たいデータのやりとりには不向きですが、テキスト中心のメールの送受信や、軽めのWeb閲覧などは十分こなすことができます。
音声通話に対応したプランでは、DMM.comの「DMM mobile 通話SIMライトプラン」が月額1231円で最安クラス。そのほかでは、イオンモバイルが500MBの容量が使えて月額1274円の「音声500MBプラン」を提供しています。
使用するデータ量が月によって変動するユーザーには、“段階性プラン”が最適です。So-netの「0 SIM」はデータ専用プランの場合、月間通信量500MB未満だと無料、以降100MBごとに108円ずつ加算されていく仕組み。2GB以上利用した場合は月額1728円の定額料金となり、最大で5GBまで高速通信が利用できます。
また、プラスワン・マーケティングの「FREETEL SIM使った分だけ安心プラン」は、データ専用プランの場合、100MBから10GBまでの容量を、322〜3067円の価格帯で利用できます。文字通り、“使った分”に対して、定められた料金を支払えば済む仕組みなので、どの容量のプランにするか決めあぐねたときに選ぶといいでしょう。
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