皆さん、インターネットをしていますか? 私は毎日しています。
インターネットを毎日していても飽きない理由。それは、「Webライター」の存在によります。ネタ記事から真面目なものまで、日々生まれ続けるWeb記事。それを作るのが、Webライターと呼ばれる人々です。
突然ですが、Webライターという存在に、どんなイメージを持っているでしょうか。友人たちに聞いてみました。
「ライターっていう響きがかっこいい」
「クリエイティブな仕事。自分も文章を書いて稼いでみたい」
「大好きなライターがいて、その人の記事を見るとキャーってなる」
「家で仕事ができるのがうらやましい。楽そう」
「スタバでノマドしてドヤ顔してそう」
「暗い部屋でPCだけが光っていて、その前でニヤニヤしているイメージ。仕事が終わると“チェックメイトだ”って言う」
Webライターと「サイバー犯罪で警察を挑発する天才ハッカー」を混同している人もいるようですが、その他は、「もうかりそう」「楽そう」「華やかそう」というのが大まかなイメージのようです。
私もWebライターとして活動を始める前は、そう思っていました。しかし、実際に憧れのWebライターになってみると、意外とシビアな現実が待っていたのです。ちなみに普段は、こんな記事を書いています。
今回は、新人Webライターの私が身を持って体験した、「Webライターの世界」をご紹介します。
ライターおしり元気が見つけたネットやITにまつわる不思議で面白い世界を紹介していきます。
歯科衛生士の学校に行っています。その様子をブログに書いています。出先でまんじゅうやアイスを食べるのが好き。ブログ「潰れそうな会社に勤めながら歯科衛生士を目指すブログ」、Twitter:@oshiri_genki
原稿料は「1本いくら」と決まっているので、作業中は常に「時給」を意識することにしています。つまり、作業に時間がかかればかかるほど時給が減るということです。ずっと会社員をしていた私からすると、このシステムは恐ろしく、フリーランスとして働くことの厳しさを感じます。
この記事の原稿料を作業時間で割ると、コンビニのアルバイトと同じくらいの時給になります。つまり、「おにぎりを並べるよりも文章を書く方が好き」という人はWebライターになった方がいいということです。
私の場合は原稿料は十分なものと感じていますし、取材が不要であれば自宅に居ながらお金を得ることができるので、本当に素晴らしい、ありがたい仕事だと感じています。
しかし、時々こうも思うのです。Web業界って、もっともっと華やかな場所なんじゃないの? と。
テレビを見るよりインターネットをしている時間が長い私たちにとって、Web業界はもはや芸能界じゃないですか。つまり、Web業界において、その人だからこそできる仕事をするWebライターは、芸能人みたいなものです。
大手企業とWebライターがタッグを組んで、大規模な広告記事を作っていますし、WebライターやWeb漫画家たちが本を出版しているのも知っています。日夜札束が飛び交い、シャンパンタワーがきらめく酒池肉林、Web業界はそうでなくてはおかしいというものです。
ITmediaもきっと、無造作に1億円が置いてあったり、観賞用のボディビルダーを雇っていたりするのだろうと思っていました。実際に行ってみると、普通のきれいなオフィスだったので、逆に驚いてしまったのですが。
しかし、私のような末端Webライターは案内してもらえないというだけで、そのような部屋が社内のどこかに存在することは確かだと思います。実際に通された経験のあるWebライターの方がいましたら、TwitterのDMでご連絡下さい。
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