“家族でデータ通信をシェア”は普通? 若者によく使うアプリを聞いてみた

» 2017年02月11日 06時00分 公開
[柊そらITmedia]

 若者たちは日々スマホを使い、SNS、LINEに始まり、音楽や動画視聴からゲーム、検索まで、さまざまなアプリを使っています。彼ら・彼女らに話を聞いてみると、「月7GBの制限があるのは知ってるけど、データ通信量はあまり気にせず使っている」という人が少なくありませんでした。

 一体、どのアプリをどれくらい使っているのでしょうか。筆者の身近な例ではありますが、今回3人の女子大生に、よく使うアプリについて聞いてみました。いずれも家族でデータ通信をシェアしており、携帯料金は親が払っているとのことでした。

連載:JK文化の最前線

最近の若者は、SNSやスマホをどう使うのか? そんな大人たちの疑問に答える連載。10代の女の子を中心とした若者文化の最前線を紹介します。著者の柊そらは、女子高生や女子大生を中心とした若者文化に精通する。


 スマホには、自分が使っているアプリのデータ通信量を確かめる機能があり、今回はその機能を使って、これまでどれだけデータ通信をしてきたかを確認してもらいました(月ごとではなく、前回リセット時からの累計)。

Aさん(大学2年生・実家暮らし)

Aさんがよく使うアプリ

Aさん 上位がTwitter、Pixivとオタク丸出しですね(笑)。Twitterは毎日使っていて、電車の中や暇な時間に触っています。リアルの友達とつながるアカウントと趣味用アカウントを持っていて、前者は近況をつぶやいたり、友達にリプライしたりする程度で、後者は情報収集と面白い人のつぶやきを追っかけるのに使ってます。あと、「乗換NAVITIME」がないと生きていけないのでスマホは手放せないです。

よく使うアプリ上位5つ

1.Twitter 55.9GB

2.Pixiv 53.2GB

3.Safari 19.4GB

4.LINE 9.1GB

5.YouTube 7.8GB

(前回の統計情報のリセット日時:2015年9月3日)

Bさん(大学2年生・1人暮らし)

Bさん Bさんのデータ通信量
Bさん Bさん

Bさん 暇さえあれば、Instagramを見てますね。特に、最近追加されたストーリー機能にハマってて、日常を投稿しまくってます! ストーリーはほぼ毎日使っていて、タイムラインには週3〜4回くらいは投稿してますね。通信制限に引っかからないよう、学校やバイト先ではWi-Fiにつないで、動画を見るときはPCを使うように工夫しています。

よく使うアプリ上位5つ

1.Instagram 689MB

2.Twitter 469MB

3.Yahoo! 140MB

4.WEAR 116MB

5.Google Playストア 65.84MB

(前回の統計情報のリセット日時:2016年12月31日)

Cさん(大学4年生・寮暮らし)

Cさんがよく使うアプリ

Cさん 一番よく使うのはInstagramで、毎日見ています。一眼レフや「写ルンです」で撮った写真を載せてます。あと、友達と遊びにいったときの写真、喫茶店の写真などをアップしてます。

 毎日6〜7時間はスマホを使っていて、家族5人で20GBプランをシェアしています。妹と私が一番データ通信をしてますね。

よく使うアプリ上位5つ

1.Instagram 30.1GB

2.Safari 17.7GB

3.YouTube 11.9GB

4.LINE 7.1GB

5.App Store 6.9GB

(前回の統計情報のリセット日時:2013年10月2日)

通信量をどうやりくりしているか

 大人からすると、若者たちはスマホで何をしているのだろうと思うこともありますが、SNSや地図、乗換案内アプリなど、よく使うアプリ自体は私たちとさほど変わりません。

 実家暮らしの人もいますが、何かとお金がかかる1人暮らしにとって、携帯料金は切実な問題になっています。

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