Twitter、スパム報告なしでも攻撃的なアカウントを識別へ 卵アイコンからの通知もフィルタリング可能に

» 2017年03月02日 12時12分 公開
[井上輝一ITmedia]

 Twitter社は3月1日(現地時間)、Twitterの安全な利用のために新たな3つの取り組みを発表した。

攻撃的なアカウントの自動識別

 ユーザーからスパム報告を受けなくても、アルゴリズムによって攻撃的な行為を行うアカウントを識別できるよう進めるという。

 アカウントに不適切な行為が明確に認められた場合、そのアカウントからのツイートはフォロワーにしか見えなくなるなど、該当アカウントの機能を一定期間制限する処置を行う。

 不適切な行為は例えば、@ツイートではない形で誰かへの攻撃的な内容のツイートや、Twitterルールで禁じられている内容のツイートなどだ。

特定タイプのアカウントからの通知をフィルタリング

 プロフィールページに画像が未設定、あるいはメールアドレスや電話番号の認証がされていないアカウントなど、特定タイプのアカウントからの通知の受け取りをフィルタリングできる選択肢を追加する。

特定タイプのアカウントからの通知をフィルタリングできるようになる

 また、特定キーワードや会話の通知ミュート機能を拡大し、タイムラインでも同様にミュートを行えるようにする。ミュートの期間は「1日」「1週間」「1カ月」「永久に」から選べるようになる。

特定キーワードのミュート機能が拡大、タイムラインでも行えるように

報告後のTwitterからの連絡

 従来は攻撃的なアカウントをTwitterに送ってそれっきりだったが、今回から報告プロセスの透明性とオープン性のため、そういった報告に対してTwitterから連絡が届くようになる。

 連絡が来るタイミングは、報告した際と、報告に対してTwitterが必要な措置を行う際だ。この連絡はTwitterアプリの通知タブ上で確認できるようになる。

報告後、Twitterから連絡が来るように

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