思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の日立製作所製ケータイ「WIN W22H」です。
2004年に発売されたW22Hは、auで初めてスライドボディーを採用したケータイです。
スライドボディーのケータイ自体は、他のメーカーからいくつか発売されていたので、日立はある意味で後発となりました。しかし、その機構にはこだわりを見せ、途中まで開閉操作をするとバネの力で最後まで開閉できる「スライドアシスト」を採用。また、スライド面を斜めにすることで、開いたときに全体の厚みが薄くなるよう工夫されていました。
スライド開閉操作と各種機能は連動していて、着信に応答したり、着信通知からメールなどの履歴一覧表示ができたり、メール閲覧時に返信画面に遷移したりできました。
同時期にサービスを開始した「着うたフル」に対応した第1弾モデルの1つということもあり、直径14mmの大型スピーカーを2つに加え、サラウンドプロセッサの「DiMAGIC Virtualizer X」搭載していて、本体のみでフル楽曲をステレオサウンドで聴くことができました。
KDDI初、スライドボディの着うたフルWIN〜「W22H」
au初のスライドケータイ、W22Hを試す
「どこまでやれば気が済むのか」〜機構設計者をぼやかせた「W22H」
弧を描くデザインが印象的な「Xperia arc SO-01C」(懐かしのケータイ)
まるでウルトラマン? 高速処理がウリの日立ケータイ「A5303H」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.