今夏発売の「BlackBerry KEY2」、Simejiのプリインストールは誤り

» 2018年06月26日 15時54分 公開
[田中聡ITmedia]

 日本で2018年夏の発売を予定している、TCL CommunicationsのAndroidスマートフォン「BlackBerry KEY2」。日本ではFOXが正規代理店として販売するが、同社が6月8日に発表したニュースリリースに誤りがあることが判明した。

BlackBerry KEY2 「BlackBerry KEY2」

 BlackBerry KEY2には、日本語入力システムに「Simeji」がプリインストールされていると案内していたが、これは誤りだったという。FOXは「現状、日本語入力・変換の最適化に向けて、メーカー独自の開発を進行中です。詳細は改めてご報告させていただきます」と説明している。

 本件については、Simejiの提供元であるバイドゥも案内を出しており、「2018年5月下旬時点でTCL Communication社よりSimejiのプリインストールに関する開発打診を受けたことは事実ですが、スケジュールに困難があり対応リソースの調整も不可能であることから合意に至りませんでした。よって、開発を受託した事実はございません」とコメント。

BlackBerry KEY2 バイドゥのコメント

 またスペックについても、「Quick Charge 4.0対応」と「1200万画素と1300万画素のデュアルカメラ」は誤りで、それぞれ正しくは「Quick Charge 3.0対応」「1200万画素と1200万画素のデュアルカメラ」となる。

 BlackBerry KEY2は、4.5型ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載。プロセッサはSnapdragon 660、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB(シルバー)または128GB(ブラック)。国内3キャリアのSIMを利用できる。価格(税込)はシルバーが7万9800円、ブラックが8万9800円。

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