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» 2018年07月23日 15時15分 公開

arrows M02/RM02に「バッテリーが持たない」「異常に発熱する」との申告相次ぐ 「Google Play開発者サービス」の不具合か

富士通のSIMロックフリースマートフォン「arrows M02/RM02」において、「バッテリーが持たない」「異常に発熱する」といった申告が相次いでいる。特定バージョンの「Google Play開発者サービス」が原因と思われ、メーカーや取り扱いMVNOでは同アプリのアンインストールを呼びかけている。

[井上翔,ITmedia]

 7月14日頃から、富士通(現・富士通コネクテッドテクノロジーズ)製スマートフォン「arrows M02」「arrows RM02」において「バッテリー消費が激しくなった」「端末が激しく発熱する」といった申告が相次いでいる。

 この現象はGoogleの「Google Play開発者サービス(Google Play Services)」の特定バージョンが原因である可能性が高く、富士通と同端末を取り扱うMVNOでは、ユーザーに同アプリが問題のあるバージョンである場合はアンインストールすることを呼びかけている。

富士通の告知 富士通の告知

問題のあるバージョンは「12.8.72」

 Google Play開発者サービスは、Google Playを含むGoogleアプリのコア機能を提供するシステムアプリ(端末機能に大きく関与するアプリ)で、Android端末の動作に当たって非常に重要な役割を持つ。

 7月14日頃から、このアプリの「バージョン12.8.72」がarrows M02/RM02を含む一部端末向けに配信され始めた。すると、先述のような問題の申告が相次ぐようになった。

 Web上の情報を確認すると、arrows M02/RM02以外のAndroid 5.0/5.1を搭載する端末でも同様の不具合が発生しているようだ。

申告その1 このユーザーの場合、Android 5.1.1の「Qua tab 02」でバッテリーの異常消費が発生したという(画像は編集部で加工)
申告その2 別のユーザーの場合、Android 5.1の「FTJ152B(Priori 3S LTE)」で同様の事象が発生したという(画像は編集部で加工)

問題が発生したら「アップデートのアンインストール」を

 この問題が発生した場合、Google Play開発者サービスをアンインストールして出荷状態に戻すことで解決できる場合がある。

 arrows M02/RM02の場合は、以下の手順で出荷状態に戻せる。

  1. 端末設定を開く
  2. 「端末管理」をタップする
  3. 「アプリケーション」をタップする
  4. 「すべて」を表示する
  5. 「Google Play開発者サービス」をタップする
  6. 「アップデートのアンインストール」をタップする
  7. 2度出る警告で「OK」をタップする

 この後、端末を再起動することを推奨する。

手順 富士通が案内している手順

 再起動後、Google Play開発者サービスのバージョンアップに関する通知が出る場合がある。

 問題の発生した「バージョン12.8.72」は現在配信されておらず、記事掲載時現在の最新は「バージョン12.8.74」となっている(※)。このアプリが古いままだと動作しないアプリもあるため、速やかに再度バージョンアップすることを推奨する

※このアプリの最新バージョンは、端末やOSバージョンによって異なる場合がある

「アップデートのアンインストール」ができない場合

 アプリによる「デバイス管理機能」が有効になっている場合、Google Play開発者サービスの「アップデートのアンインストール」が表示されないことがある。

 その場合、以下の手順で一時的にデバイス管理機能を無効にしてから再度アンインストールを実行する。

  1. 端末設定を開く
  2. 「ロック・セキュリティ」をタップする
  3. 高度な設定の「情報セキュリティ」をタップする
  4. デバイス管理の「デバイス管理機能の選択」をタップする
  5. いったん全てのチェックを外す

 アプリのアンインストール後、外したチェックを元通りにしよう。

 また「端末を探す」機能が有効な場合、Google Play開発者サービスの「アップデートのアンインストール」が表示されるものの無効になる。

 その場合、以下の手順で端末を探す機能を一時的に無効にしてから再度アンインストールを実行する。

  1. アプリ一覧の「Google設定」をタップ
  2. 「セキュリティ」をタップ
  3. 「端末を探す」をタップ
  4. スイッチをオフにする

 アプリのアンインストール後、スイッチを再度オンにすることを忘れないようにしよう。

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