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» 2018年09月13日 03時30分 公開

「iPhone XR」発表 6.1型液晶搭載でホームボタンなし 6色展開【詳報】

Appleが9月12日にスペシャルイベントで新iPhoneを披露。スタンダード機の「iPhone XR」は6.1型液晶を搭載。ホームボタンは搭載していない。

[田中聡,ITmedia]

 Appleが9月12日(現地時間)、米カリフォルニア州クパチーノで開催したスペシャルイベントで、iPhoneの新製品「iPhone XR」を発表した。2018年10月19日に予約を開始し、10月26日に発売する。価格はAppleのSIMロックフリーモデルの場合、64GBモデルが8万4800円(税別、以下同)、128GBモデルが9万800円、256GBモデルが10万1800円。日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクも取り扱う。

 カラーはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色。従来のiPhoneとはひと味違う(iPhone 5c以来となる)、カラフルなラインアップとなっている。

iPhone XR 「iPhone XR」
iPhone XR カラーはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色
iPhone XR
iPhone XR
iPhone XR

 6.1型、828×1792ピクセル(326ppi)の液晶ディスプレイを搭載しており、iPhone Xと同じくノッチ(切り欠き)のある狭額縁ボディーが特徴。ノッチ部分を除けば、ほぼ全面ディスプレイといえるデザインになった。AppleはiPhone XRの液晶を「Liquid Retina」と呼んでおり、「業界の中で最も先進的なLCD」とうたう。コンテンツを自動的に広色域で表示するというカラーマネジメントを採用。環境に合わせてホワイトバランスを調整する「True Tone」もサポートする。

 iPhone 8までおなじみだったホームボタンや指紋認証の「Touch ID」は搭載しておらず、顔認証機能の「Face ID」を利用できる。

iPhone XR ロック解除やApple Pay支払い時などに使う「Face ID」

 同時発表された「iPhone XS」「iPhone XS Max」と同じく「A12 Bionic」チップを内蔵。機械学習を行う「Neural Engine」を搭載しており、毎秒5兆の演算処理を行うことで、「写真」アプリから目当ての写真を素早く検索したり、ARアプリをよりスムーズに動かしたりできる。CPUはA11 Bionic比で最大15%高速化し、最大50%の低消費電力を実現する。GPUはA11 Bionic比で50%高速化している。

 アウトカメラは1200万画素のシングルだが、被写体の背景をぼかせる「ポートレートモード」に対応し、写真のボケ具合を撮影後に調整することもできる。ISP(イメージシグナルプロセッサ)やNeural Engineを活用することで、黒つぶれや白飛びを抑えるHDR撮影機能も進化。Appleは「スマートHDR」を呼んでいる。インカメラは700万画素で、顔の形状を正確に捉える「TrueDepthカメラ」に対応。被写体の背景をぼかしたり、撮影後のボケを調整したりできる。

iPhone XR
iPhone XR アウトカメラはシングルだが、背景ボカシが可能

 本体サイズは75.7(幅)×150.9(高さ)×8.3(奥行き)mm、重量は194g。IP67の防水・防塵(じん)、Qi規格のワイヤレス充電、FeliCa(Apple Pay)をサポートしている。イヤフォンジャックは搭載していない。バッテリー容量は非公表だが、iPhone 8 Plusより最大1.5時間駆動時間が長くなったという。nanoSIMとeSIMから構成されるデュアルSIMもサポートしている。

iPhone XR
iPhone XR

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