ニュース
» 2018年10月12日 20時33分 公開

moto mods対応、約6型のSIMフリースマホ「moto z3 play」登場 何が新しい?

モトローラがSIMロックフリースマホ「moto z3 play」を10月13日に発売する。最薄部が約6.75mmというスリムなボディーと、約156gという軽さも特徴。拡張モジュールのmoto modsにも対応する。

[田中聡,ITmedia]

 モトローラ・モビリティ・ジャパンが、SIMロックフリースマートフォンの新機種「moto z3 play」を10月13日に発売する。直販サイトのmotoストア、量販店、MVNOなどで取り扱う。motoストアでの価格は5万6800円(税別)。カラーはディープインディゴの1色。

moto z3 play 「moto z3 play」

 moto z3 playは、ミッドレンジよりも少し高性能な「ミッドハイ」といえるレンジのスマートフォン。OSはAndroid 8.1をプリインストールしており、Android 9 Pieへのアップデートも予定している。ディスプレイは6.01型、フルHD+(1080×2160ピクセル)の有機ELで、アスペクト比は18:9。前面と背面には、Corning Gorilla Glass 3の強化ガラスを採用している。

 最薄部が約6.75mmというスリムなボディーと、約156gという軽さも特徴。手にすると、6型スマホは思えないほど軽く感じる。moto z3 playよりも下位に位置付けられる「moto g6」「moto g6 plus」「moto g6 play」「moto e5」よりも軽い。側面にはアルミフレームを採用している。

moto z3 play 手にすると、思いのほか軽く感じる
moto z3 play 背面にもガラスを採用している
moto z3 play 2.5Dガラスとアルミフレームを採用

 バッテリー、スピーカー、プリンタなどの機能を持つ拡張モジュール「moto mods」にも対応しており、背面の端子に装着する。

moto z3 play 背面の端子にmoto modsを接続する
moto z3 play バッテリー、ゲームコントローラー、カメラ、プロジェクターなど、さまざまなmodsが販売されている

 アウトカメラは1200万画素の標準カメラに加え、深度測定用に500万画素カメラを搭載。このサブカメラは望遠や広角といった機能は持たない。2つのカメラやソフトウェアを組み合わせることで、背景をぼかせる他、画像の一部をモノクロにする、背景を置き換えるといった加工も可能。連写してアニメーションを作成する「シネマグラフ」を追加した。800万画素のインカメラは、フォトライトや背景ボカシにも対応している。

moto z3 play 背面にデュアルカメラを搭載
moto z3 play カメラの撮影メニュー
moto z3 play アウトカメラとインカメラ、どちらも人物の背景をぼかす「ポートレートモード」を利用できる
moto z3 play 指定した部分以外はモノクロで撮影する「スポットカラー」
moto z3 play 連写してアニメーションを作れる「シネマグラフ」
moto z3 play 800万画素のインカメラ

 従来のモトローラスマホは、ディスプレイの下に指紋センサーを搭載する機種が多かったが、moto z3 playでは右側面のボリュームキーの下に指紋センサーがある。片手で持ったときに親指を下まで動かす必要がなく、握った指を少し動かすだけで認証できる。モトローラ担当者によると、センサーの精度は従来機種と変わらないとのこと。ディスプレイ下から指紋センサーがなくなったことで、額縁がさらに狭くなったのもメリットの一つだ。

moto z3 play ディスプレイ下部には「motorola」ロゴがある。また初期状態ではナビゲーションバーが出ている
moto z3 play 側面の指紋センサー

 moto z3 playの「ワンボタンナビ」は、指紋センサーではなく、画面下部のアイコンを使って操作する形となった。通常は、Android標準のナビゲーションバーが表示されているが、ワンボタンナビをオンにすると、画面下にバーが表示される。このバーをタップするとホーム画面に戻る、左方向へスワイプすると戻る、右方向へスワイプするとアプリ履歴を呼び出す操作ができる。

moto z3 play
moto z3 play ワンボタンナビをオンにすると、専用の操作バーが現れる

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 636、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。3000mAhのバッテリーを内蔵しており、「数分の充電で長時間の駆動が可能」だという18Wのターボパワー充電器が付属する。DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応しているが、SIMスロットの片方は、microSDスロットと共用する形となる。moto zシリーズとして初めて、NTTドコモ、au(au VoLTE)、ソフトバンクの通信に対応する。

 3.5mmイヤフォンジャックは搭載しておらず、付属の変換ケーブルにイヤフォンを接続する必要がある。

moto z3 play 外部接続端子はUSB Type-C
moto z3 play
moto z3 play
moto z3 play

 海外では上位モデルの「moto z3」、モトローラ初のAndroid Oneスマホ「motorola one」も販売されているが、モトローラ・モビリティ・ジャパンのダニー・アダモポウロス社長によると、これらのモデルを日本に導入する予定は現時点ではないとのこと。「日本では、過去に投入したさまざまな製品の状況を見て、どれが一番ふさわしいかを考えながら、新しい製品を投入している」(同氏)

moto z3 play モトローラ・モビリティ・ジャパンのダニー・アダモポウロス社長

 moto modsは、ブラジルではテレビ、米国では5Gネットワークに対応するモジュールが販売されている。アダモポウロス氏は「市場に適したmodsがある」と語り、FeliCa対応など、日本独自のmodsが登場することにも期待したい。日本でも5G対応modsの登場が期待されるが、「どのキャリアにどの周波数帯が割り当てられるかが確定したら、どういった取り組みをしたら良いかを考えていきたい」と述べるにとどめた。

 moto modsが使えるスマートフォンとして、久々に登場したmoto z3 play。価格はハイエンド機ほど高くはなく、「ちょっといいスマホが欲しい」という人でも手が届きやすいのでは。狭額縁設計で画面が大きいので、動画視聴や読書などにも向いている。大画面、薄さと軽さ、moto modsによる機能拡張が本機の魅力といえる。

「moto z3 play」の主な仕様
機種名 moto z3 play
メーカー モトローラ・モビリティ・ジャパン
OS Android 8.1
プロセッサ Snapdragon 636
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB
外部メモリ microSDXC(最大2TB)
ディスプレイ 約6.01型フルHD+ 有機EL
解像度 1080×2160ピクセル
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 有効約1200万画素CMOS+有効約500万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー ディープインディゴ
サイズ 約76.5(幅)×156.5(高さ)×6.75(奥行き※最薄部)mm
重量 約156g
対応バンド LTE:1、3、4、5、7、8、12、17、18、19、26、28、38、40、41

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう