米Facebook傘下のInstagramは11月28日(現地時間)、視力障害を持つユーザーのための新機能「自動代替テキスト」を発表した。
AI(人工知能)の物体認識テクノロジーにより、写真の説明を自動的に生成し、スマートフォンで音声読み上げサービスを利用しているユーザーのフィード、発見、プロフィールで説明を読み上げる。この機能は親会社であるFacebookでは2016年から使えるようになっている。
また、音声読み上げ用のキャプションをユーザーが入力しておくこともできるようになった。投稿画面でフィルターを選んで「次へ」をタップし、「詳細設定」をタップすると「代替テキスト」という項目が表示されるようになるので、これをタップして説明を入力して「完了」をタップする。
本稿執筆現在、筆者の環境ではまだ「代替テキスト」項目は表示されないが、ローリングアウトしていく模様だ。
Instagramによると、現在世界には2億8500万人以上の視覚障害者がいるという。同社は今後も障害者向けの機能を強化していくとしている。
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