4月のスマホ決済キャンペーンはどんな感じ?/「Xperia 1 III」と「Xperia 10 III」はドコモ向けが人気?Mobile Weekly Top10

» 2021年04月21日 19時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年4月12日から2021年4月18日までの1週間について集計し、まとめました。

ランキング PayPayはクーポンを使ったキャンペーンに注目

 今回のアクセスランキングの1位は、スマートフォンを使った決済サービスの4月に行われるキャンペーンのまとめ記事です。

 やはり、スマホ決済のキャンペーン情報を求めている人は多いらしく、毎月掲載されるとものすごく読まれます。ランキングをよく見ると、今回は4つが“おトク”に絡む記事でした。大手キャリアのオンライン専用プラン(ブランド)も含めて、おトクを求める人が増えているのでしょう。

Xperia 1 III ソニーが発表した「Xperia 1 III」と「Xperia 10 III」は、後から発表したドコモ向けが特に注目されました。

 今回の集計期間内で、ソニーが新しいスマートフォン「Xperia 1 III」「Xperia 5 III」「Xperia 10 III」を発表しました。ソニーモバイルコミュニケーションズ改め「ソニー」としては初めての新しいXperiaです。

 ソニーの発表と同日、少し時間をおいてau(KDDIと沖縄セルラー電話)はXperia 1 IIIとXperia 10 IIIを、ソフトバンクはXperia 1 IIIの取り扱いを同時に発表しました。「あれ、NTTドコモは……?」と思った所、同日の終わろうかというタイミングでXperia 1 IIIとXperia 10 IIIの取り扱いを発表しました。

 auやソフトバンクのリリースと比べると、ドコモのそれは“急に”作った感の強いもので、情報は数日をかけて小出しされました。それが奏功したのかどうかは分かりませんが、Xperiaの新モデルに関連する記事で一番読まれたのはドコモ向けモデルの記事となりました。

 ドコモ向けのXperia 1 IIIには他キャリア向けモデルにはないフロストグレーがあり、ドコモ向けのXperia 10 IIIには海外向けモデルにもないイエローがあります。ただ、ドコモ向けモデルには、他キャリア向けモデルにはない「ドコモ5Gロゴ」があります。SNSの反応を見る限りは、これらの要素がドコモ向けモデルに対する注目度を引き上げた面もあるようです。

 私個人としては、ドコモがいつまで端末にキャリアロゴを出し続けるのかに興味があります。大手キャリアの中では、ソフトバンクが真っ先に端末への自社ロゴの刻印をやめて、auもそれに続きました。以前よりも小ぶりになったとはいえ、自社ロゴの刻印を続けているのはドコモだけです。

 「これはドコモ向けのモデルだ!」とアピールできるのは良いのですが、果たしてそのことにどれだけのメリットがあるのかと言われると、なかなか難しいものもあります。かといって、キャリア(あるいは出荷先の国や地域)によって端末の仕様に微妙な差異があることを踏まえると、キャリア(あるいは仕様が異なることを識別できる)ロゴを刻印することにも一定の合理性は存在します。海外向けモデルだと、外観で仕様を識別できないことがありますから……。

 ともあれ、Xperia 1 III/10 IIIの発売は少し先です。もう少し機種変更は悩んでおこうと思います。

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