今週登場した新製品は店員さんの心に響くアイテムが多かったらしく、たくさんのショップで「イチオシ」の声を聞いた。その中でも特に推薦者が多かったのは、アイネックスの「シリアルATA HDD2台→IDE接続 変換アダプタ(CVT-05)」。Serial ATAタイプのHDDをマスター/スレーブ設定にして利用できるのが最大の特徴だ。
「従来のIDE-SATAアダプタは1対1の変換しかできませんでした。CVT-05を使えば、IDEポートだけで最大4台のHDDが接続できます」(T-ZONE.PC DIY SHOP)。また、某ショップによると「CVT-05経由のHDDでもブートドライブになるようです。当然IDE接続として認識されるので、Serial ATAタイプのHDDであってもフロッピーディスクなしでWindows XPをインストールできる可能性は高いですね」という。価格は4400円前後。
また、予約販売ながら話題を集めていたのはDSIのトラックボール付きキーボード「FULLMETAL KB+TB」。キートップやトラックボールの素材にステンレスを採用するユニークなアイテムで、TSUKUMO eX.では12月2日から8日まで実機を展示するという。なお、20台以上の予約が集まらないと生産中止になる可能性もある。価格は5万2500円。
さらに同ショップでは、エスケイネットのPCカード型ワンセグチューナーの予約受付も開始している。価格は1万4800円。「USB接続タイプに人気が集まっていますが、モバイルノートに挿すなら、物理的な干渉を受けても外れにくいPCカード型がお勧めです」(TSUKUMO eX.)。
最後はT-ZONE.PC DIY SHOPに入荷したバッファローのカードリーダー「MCR-C30H/U2-BK」。6スロットを備えており、microSDカードとメモリースティックマイクロがアダプタなしで読み込める。それぞれのスロットが同時に使用できるうえ、相互コピーも可能だ。「これ一台で、現行のほぼすべてのフラッシュメモリが扱えます。現行のカードリーダーで最強の製品でしょう」(T-ZONE.PC DIY SHOP)。価格は3080円だ。
製品: | アイネックス「シリアルATA HDD2台→IDE接続 変換アダプタ(CVT-05)」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 3979円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 4380円 |
高速電脳 | 4380円 |
製品: | DSI「FULLMETAL KB+TB」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 5万2500円(予約受付中) |
製品: | エスケイネット「MonsterTV 1D」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 1万4800円(予約受付中) |
製品: | バッファロー「MCR-C30H/U2-BK」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 3080円 |
なお、本日11月26日(日曜日)にドスパラ秋葉原本店の店頭にて、AMD主催のCPU性能比較イベントが行われる。今回は実売価格4万円前後のCPUで対決を予定しており、前回の3万円前後対決(Athlon 64 X2 4200+とCore 2 Duo E6300)よりもハイスコアでの勝負になる。ベンチマーク対決は13時と14時、15時の3回を予定している。
前回はAMDが開催した翌週にインテルが対抗イベントを実施し、それぞれがライバルに対して挑発するという、プロレスのような展開を見せた。今回もAMDの主催イベントとなるが、インテルの動向も気になるところだ。
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